『光差スル未来』 公演情報 中央大学第二演劇研究会「『光差スル未来』」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

     1本のストレートプレイと思いきや「陽サス詠愛」と「灯サス路傍」の2本のオムニバス形式、2本目「灯サス路傍」(風邪気味後送)

    ネタバレBOX


    間に15分の休憩が入る。先ず「陽サス詠愛」から。家庭用アンドロイドが普及し何世代ものアンドロイドが廃棄処分される時代、人間は他国との戦争により激減、無論経済も振るわなくなっていた。それを立て直したのが、現在アンドロイド製造を一手に引き受けている企業の社長であるが、彼は政治家でもありこの世の春を謳歌していた。が、その足下にはたくさんの廃棄アンドロイドの体躯が埋まっていた。社長は部下に命じて型落ちしたアンドロイドに軍用訓練を施し戦地へ売り飛ばしていた。そこで役に立たなくなったアンドロイドや戦力外とされた躯体は無論廃棄されるが、何千万体のアンドロイドの中には、意志を持ち戦場から失踪する者が出始めた。今の所大した数ではないが、社長は己の力で思考し判断するアンドロイドに極めて強い警戒感を持って居た為、殲滅を指示する。社長の属する陣営は地上7000Kmに位置し、地下5000Kmの敵軍と戦っていたが、ある新月の晩、彼の娘と地下の若い兵士が一瞬邂逅する。彼と、彼女は互いに大切な人から譲られた魂の交感機器を持っており、互いに通信を取り合おうと互いに発信し続けていた。だが彼女の父は、自分の選挙を優位に進める為に娘を政敵に嫁がせる算段を凝らし、姉にスパイを強要していた。だが、姉は父に面従腹背、結婚を強要されている妹に魂の交感器を与えたのも姉であった。然しながら状況は恋人たちに敵対的である。あとは観てのお楽しみにゃ~。

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    2019/12/28 00:35

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  • 皆さま
    取り敢えず、半分アップしておきました。ご笑覧下さい。
                        ハンダラ 拝

    2019/12/28 00:49

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