
舞台『魔法使いの嫁~老いた竜と猫の国~』
「魔法使いの嫁」製作委員会
紀伊國屋ホール(東京都)
2020/10/17 (土) ~ 2020/10/25 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★
2回観劇。
原作を知らなかったのもあるかもですが、
美しい繊細な登場人物達の心の動きや、役同士の関係性も見えましたが、
どうしても作品の世界観に没入する事が出来ませんでした。
原作ファンで更にこの作品を観た方がどう思ったか、それが一番重要と思いました。

夜盲症
柿喰う客
ザ・スズナリ(東京都)
2020/11/13 (金) ~ 2020/11/22 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
「柿さんだなぁ~(笑)」っていう、まさに期待通り。
9人の女優さん達の個性のキャラのぶつかり合い。
次から次へと展開する物語、誰かの一言が次の展開への呼び水になり、
超高速の連想ゲームの様な小さなヒントがいつの間にか大きな展開になっている…
唯一無二のこの劇団さんだけが作れる空間がそこにありました。
通常回と乱痴気回と2回拝見。
当て書きの方がやはりキャラと見た目が本人に合っているなぁ~と再認識しました。

黄昏川を渡る舟 ―甘寧と凌統―
ワイルドバンチ演劇団
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2021/11/03 (水) ~ 2021/11/07 (日)公演終了
実演鑑賞
鑑賞日2021/11/06 (土) 15:00
価格4,000円
とにかく殺陣の手数が多い。特に後半は凄いものがある。
また、ストーリーとしても歴史がわからなくても楽しめる内容であった

シュベスターの秘密
ピウス
ザ・ポケット(東京都)
2021/10/15 (金) ~ 2021/10/24 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
作品に観客が求めている需要に対して供給はされていたな、という印象。
奇を衒わない王道の展開に、見目麗しい美女・美少女達が真っすぐに向き合う。
一連の舞台作品は観てきているが、原作は知らない中でも、
十分に期待を満たしてくれる作品でした。
これだけ人気の役者さんを一堂に集めるなら、ちょっと劇場が狭過ぎるかな…
チケットの争奪戦で秒で無くなる、その不自由さの点が残念。

イリクラ ~Iridescent Clouds~ 2020-2021
カガミ想馬プロデュース
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2021/09/29 (水) ~ 2021/10/03 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
自身4度目のイリクラ観劇で、歴代最高に面白く観る事が出来ました。
話がシッカリと整っていて、流れも作品の良さを消す事なくスムーズで、
それぞれの役のキャラも立っていて、良い意味でお互いに主張もし合っていて。
年によって、歌い手の力量のバラつきが気になる年もありますが、
今年の作品は全体的にレベルが整っていて聴き易く感じました。
2時間30分の長さがギリギリで気にならない濃厚さと熱さを感じました。

セイムタイム,ネクストイヤー
演劇企画イロトリドリノハナ
オメガ東京(東京都)
2021/11/11 (木) ~ 2021/11/14 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
チームH(平野綾子&鯨井智充)を観劇
不倫は悪・・・いやいや、そんな単純に断言出来ないかも。
そんな一例とも言える人間模様の妙。
相手のパートナーの事を知りたい、あっちょっと待った!やっぱり知りたくない。
そんなせめぎ合いの中、ひねり出した妙案。
ならばパートナーの良いところと悪いところを1個づつ打ち明けよう。
結果、かなりお互いの生活を吐露し合っているというけったいな不倫関係は、不器用丸出しに滑稽ながらも年を重ねるごとに成熟していくのだから面白い。
これが肉欲とセットになって、すったもんだの25年。
長く波乱に富んだ繋がりは、それまで浮気とは全く縁のなかった二人だったからこそ築き上げられたのかもしれない。
鯨井智充さんのジョージは至って実直そう、反面ちょっとズルい所もあり性欲旺盛。
そう!多くの同性から共感を得るタイプ(笑)
平野綾子さんのドリスは素朴な女性・・・最初ごく平凡で素朴だった女性が年を重ねるごとに魅力的になっていく様子は、年相応に揺らめき老いていくジョージとの対比もあってなかなかに面白い。
あと性欲旺盛。
みっともない姿も散々晒してきた2人だが「悪くない人生だったな」とそれぞれ死ぬ間際に思うであろう事は間違いない。

ザ・ドクター
パルコ・プロデュース
PARCO劇場(東京都)
2021/11/04 (木) ~ 2021/11/28 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
開いてからもう十日もたつのに、ネット批評に見てきた、が一つもないのはなぜ?。??と思いながら見れば、全く隙のない完璧の舞台。主演の大竹しのぶをはじめ、巧みなキャスティング、栗山民也のよく読みこんだ演出に従って一糸乱れぬ演技、美術をはじめ、過不足ないスタッフ・ワーク。テーマはコロナで誰もが直面せざるを得なかった「死」をめぐって科学と宗教はどのように人間を救えるか。受けないはずはないのに。
ほぼ、三時間近い舞台の完成度を評価するにはやぶさかではないが、その完璧な取り組みに落とし穴があったとも思える。
昨年ロンドンで上演されたイギリスの舞台は主軸のテーマをめぐって、信仰と科学だけでなく人種、性差別、階級問題、のような一般的な問題に加えて病院の組織や経営問題、日々の生活問題、テレビ番組まで現在のロンドン市民の直面する「ドラマ的な」問題が網羅(でもないだろうが)されている。その戯曲は若干はテキストレジされているのだろうが、ほぼ上演されたものに近いと思う。違うのは「肉体を持った俳優」である。
日本の俳優が下手と言っているのではない。日本の俳優が英国俳優の真似をしても仕方がない。第一、そんなことは誰もしていないだろう。肉体にしみ込んだ英国と日本のどうしようもない違いが戯曲との距離を置かせてしまったのではないか。
このような最新の戯曲をパルコがこのスタッフ・キャストで積極的に取り上げたことは多としなければならないし、この戯曲もつまらないわけではない。この詰め込み方のうまさなどは若い作家には学んでほしいところでもある。国境を越えて、演劇を咀嚼するのは、観客も含めなかなか難しいものだとつくずく思った。
、そうでなければ、「フタマツヅキ」をこれだけ理解し、感動し芝居を楽しんだこのネットの観客がこの作品に対して黙っているのは理解できない、

「あの怪物の名は太陽の塔」
The Stone Age ブライアント
サンモールスタジオ(東京都)
2021/10/27 (水) ~ 2021/10/31 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
たぶん、きっと、正しい答えが出ないテーマでしょうね⁉︎
ただ、障害者に対しての行政の援助は割と手厚くなっているので、
少なくとも、授かった我が子の選別がされないようになったらなぁ〜、と思いました。
あと、文通相手とのその後も少し気になります。

フタマツヅキ
iaku
ABCホール (大阪府)
2021/11/12 (金) ~ 2021/11/14 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
期待していたとおり、期待以上のiaku。二間だけの舞台、くるくる回って場所を変え、状況を変え、会話がみっちり詰まった濃厚な舞台でした。モロ師岡さん演じる父に対して、居心地の悪さ、違和感のようなものがあり、入り込めなかったところはあります。母(若い時の橋爪さん)もかなりぶっとんでました。

SWEET HOME 魂
MousePiece-ree
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2021/11/11 (木) ~ 2021/11/14 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
1976年カラーテレビが家にやってくる日のお話。昭和生まれの同年代でなつかしさ満載。とりあえず笑わなあかんと思って、笑える場面は盛大に笑わせてもらいました。アホなおっさんたちに、たくましい女性たち。愛があふれています。

ジャンガリアン
文学座
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)
2021/11/12 (金) ~ 2021/11/20 (土)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
■約140分(途中休憩込み)■
iakuの横山拓也が文学座に脚本提供。横山作品らしくたくさんの笑いを孕みながらも、寛容と不寛容をめぐる素晴らしい人間ドラマに仕上がっていた。

半神
ThreeQuarter
中野スタジオあくとれ(東京都)
2021/11/12 (金) ~ 2021/11/14 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
Aチームを観劇しました。妖しげで不思議な世界で、悲しくて切ないような気持ちになりました。
観客を楽しませる要素が多々あり観応えがありましたが、途中、現実に戻される演出は、個人的にはどうかな・・という印象でした(折角世界観に浸っているのに勿体ない感じ)
役者さん達は、ちょっと緊張気味にも感じられましたが、一生懸命さが伝わってきました。
良い舞台でした。

半神
ThreeQuarter
中野スタジオあくとれ(東京都)
2021/11/12 (金) ~ 2021/11/14 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
原作は萩尾望都の短編。野田秀樹と萩尾望都の共同脚本により舞台化。そこに組み込まれたのがレイ・ブラッドベリの短編「霧笛」で萩尾望都も作品化している名作。人里離れた「孤独湾」の灯台に霧笛の音を仲間と勘違いした唯一の生き残りのプレシオサウルスが現れる物語。これを原案とした映画が「原子怪獣現わる」で、更に大ヒットしたその作品に多大な影響を受けたのが「ゴジラ」。
実際、今作は「半神」の設定を使って「霧笛」のテーマを語っている作品。序幕と終幕に原作の台詞がそのまま引用される。
シャム双生児のシュラとマリアの姉妹、人と隔離されて灯台の上に暮らしている。姉のシュラは頭脳明晰だが醜い為嫌われ、妹のマリアは知的障害だが美しい為可愛がられた。十歳になると一つしかない心臓が負担に耐え兼ねて死んでしまう為、どちらか一人を生き残らせる分離手術が行われる事に。
マリア役桜本あやさんとシュラ役櫻井まりあさん、ボケた老数学者役竹原ぽんず氏、ゲーリューオーン役岡島世里奈さんが印象に残った。社会人劇団の持つ強みも感じた。

フタマツヅキ
iaku
ABCホール (大阪府)
2021/11/12 (金) ~ 2021/11/14 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
ちょっとあの、これすごい。もうダメ。めちゃくちゃ良かった。演劇の良さ、舞台の良さ、生演技の良さだった。iakuはほんまに人生なんよ〜。演出と舞台装置が最高。ちょっと今回刺さりすぎてボロボロに泣いてしまった。良かった、、良かった。。。

「Femiking」
TremendousCircus
ザムザ阿佐谷(東京都)
2021/11/12 (金) ~ 2021/11/14 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2021/11/12 (金)
価格4,830円
12日19時開演回(146分)を拝見。
フェミニズムやジェンダーレスの啓蒙が目的の為か、観客の理解を促す説明セリフが、クドくならない程度に、適時かつ懇切丁寧。故に、過去に拝見した『サロメ』『女吸血鬼カーミラ』と比較しても、大幅にわかりやすくなった親切設計。
また、登場人物個々に付与された多様な性格設定からは、ジェンダーレスの考え方に沿って、内部で検討を重ねた痕跡が伺えた。
恐らく、この舞台を観て、ヒトによっては強烈なアレルギー反応を起こす方もおられよう。ただ、私個人に関して言えば、この作品で主張された内容に全面的には賛同しかねるも、少なくとも理解は届いた146分。

たましずめ
SPIRAL MOON
「劇」小劇場(東京都)
2021/11/10 (水) ~ 2021/11/14 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
幻想的な雰囲気、不思議な空間を楽しめる作品でした。60分程の短い時間だったので、もう少しこの空間にいたかったです。
役者さん達の演技も良かったし、セットの大きな木が素晴らしかったです。
何とも余韻の残る素敵な舞台でした。

更地
KUNIO
世田谷パブリックシアター(東京都)
2021/11/07 (日) ~ 2021/11/14 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
演劇のあり方をとことん考え詰めた太田省吾らしいシンプルで抽象的とも言える二人芝居。そこを杉原邦生は、あの手この手の変化をつけて、80分飽きずに見られる芝居に仕上げた。更地になった昔の家のあとに来た夫婦が、自分たちの過去を思い出し、語り合う。言葉と俳優の存在だけで、そこにないものを現前(リプレゼント=ミメーシス)させる。
不倫や失業倒産や子供の非行や、そんな不幸な話はなにもない。赤ん坊の頃、思春期の性の目覚め、出会い、出産、子育て…。ほんわかした彼女彼氏の平凡だがかけがえのない出来事。女(南沢奈央)が半泣きで懇願する「本当にあったことがいっぱいほしい。なんでもない日のなんでもないことがいっぱいあって、そうなれば…。黄金(おうごん)の時がほしい」というセリフが主題を表している。
夫婦で見るのにいい芝居だ。「屋根がなくなったから見ることのできた月」のように、過去になったから全てが美しく見えてくる。実はこういう芝居は珍しい。だいたい不倫だなんだと、生臭くて、大なり小なり身に覚えのある夫婦で見ると気まずくなるのが多い。相手の話している間にあくびをして、平謝りするなど夫婦あるあるが面白かった。
戯曲の初老の夫婦の設定を、今回は若い俳優(男役の濱田龍臣は21歳!)でやったのが新機軸である。これは大成功だった。なんてことない若い頃の思い出話が、若い俳優の肉体と声を得て、リアルに立ち上がった。動きも多く、メリハリが付いた。現在より、過去を現前させる芝居なのでかみあっていた。初老より若い俳優のほうが見目麗しいので、視覚効果だけとってもいい。
見る前は、動きの少ない地味な芝居でつまらないだろうなと危惧したが、完全に杞憂だった。予想をいい意味で裏切られた。

たましずめ
SPIRAL MOON
「劇」小劇場(東京都)
2021/11/10 (水) ~ 2021/11/14 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
好きなSF系(すこしふしぎ)の話かなー
しんみり ほんわり する感じの70分
丁寧な舞台セットと
場面転換の動きなど らしさが出てたかなぁとか
思えた話でありました(^ー^)

半神
ThreeQuarter
中野スタジオあくとれ(東京都)
2021/11/12 (金) ~ 2021/11/14 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
もっとシリアスな固い物語だと思っていたが、非常に明るい愉しいものだった。
竹本ぽんずさんが、笑いを誘い、盛り上げている。とてもおもしろい。
タンゴ、ダンスもあり、いつものスリークォーターさんと雰囲気が違い、エーこういう作品も演じるんだー、と、いい意味でビックリ!!!
家庭教師役の役者さんが、個人的にいいなあ、と思った。
とても良かった。
おもしろかった。

たましずめ
SPIRAL MOON
「劇」小劇場(東京都)
2021/11/10 (水) ~ 2021/11/14 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
素晴らしい美術の中での短編3本による約70分。小品といった印象の舞台だが、観終わって帰宅途中の今でも、不思議な余韻が続いている。