最新の観てきた!クチコミ一覧

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はじまりの駅

はじまりの駅

甲南女子大学演劇部 劇団Ortensia

扇町ミュージアムキューブ・CUBE02(大阪府)

2026/03/14 (土) ~ 2026/03/15 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

70分の短めの作品も、JDにはちょっと重たい内容
姉妹(男運の悪い)の分岐点の話
はじまりの駅という題目にも納得
学生演劇としてはハイレベルでした!

揺れる

揺れる

東京演劇アンサンブル

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2026/03/10 (火) ~ 2026/03/15 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

非常にユニークな舞台ですね。現実とファンタジーが混在し、サイケやパンクにも通じる混沌とした世界観。圧倒されました。

ガラパゴス

ガラパゴス

キルハトッテ

水性(東京都)

2026/03/10 (火) ~ 2026/03/15 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

センシティブな話題とSFが合わさって新感覚の脚本でした。公演場所の立地も利用してて面白かった

ガラパゴス

ガラパゴス

キルハトッテ

水性(東京都)

2026/03/10 (火) ~ 2026/03/15 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2026/03/15 (日) 12:00

とてもセンシティブな内容を、SFでデフォルメして興味深く観劇できました。
JRの事故で頭から観られなかったのが残念です。

アイホール・ショーケース

アイホール・ショーケース

AI・HALL

AI・HALL(兵庫県)

2026/03/07 (土) ~ 2026/03/15 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

「アイホール・ショーケース~イタミつながるブタイのミライ~Cブロック」観劇。
歴史ある劇場がなくなるのは残念です。
いろいろと楽しませて頂いてありがとう。
お芝居は観てみないと分からない所があるから楽しみなのだ。
おつかれさまでした。

コーカサスの白墨の輪

コーカサスの白墨の輪

世田谷パブリックシアター

世田谷パブリックシアター(東京都)

2026/03/12 (木) ~ 2026/03/30 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

『ブレードランナー』と『ターミネーター』のせいでそれっぽい安い日本映画が量産された80、90年代。Vシネマみたいなスカスカの世界観、ファッション・パンクみたいな雰囲気を味わう為だけのイメクラ。今観ると懐かしささえ覚える世界観。
今作は人類が滅んだ地球でアンドロイド達が紛争を続けている。一路真輝さんが古代の人間の演劇を余興として演ることを提案。流石の一路真輝さんの風格。時折、渡辺美里っぽい歌声。

太守=領主のゲオルギ(辰巳智秋氏)はさる国の傲慢な独裁者。その夫人(saraさん)は贅沢好きで高慢な嫌な女。臣下のカズベク(西尾友樹氏)が裏切りクーデターを起こす。ゲオルギが処刑された混乱の中、夫人は他所の国に亡命。洋服を持って行くことに夢中で培養器に入った受精卵の息子ミヘルを忘れて置き去りに。ゲオルギの腹心だった大公(武谷公雄氏)も命を狙われ野に下る。料理女のグルーシェ(木下晴香さん)もアンドロイドの侍女(加藤梨里香さん)達と逃げようとするがミヘルを置いて行けずに一人抱きかかえる。(登山用リュック位の大きさ)。

木下晴香さんは大塚寧々と上戸彩を足したような魅力。鼻歌を歌いながら培養器に手編みの帽子を被せる名シーン。
加藤梨里香さんもやたら気になった。
下手で生バンド、Bassの木村朋徳氏がノリノリのグルーヴうねるうねる。Guitar大舘哲太氏、Drums小牧佳那さん。

グルーシェには徴兵され戦争に行った婚約者シモン(平間壮一氏)がいる。彼が帰って来るまで兄夫婦の暮らす遠い北の山の農場に住まわせて貰おうと歩き出す。(※シモン役は平間壮一氏が体調不良の為、現在は大久保祥太郎氏が代役)。
内戦で何処もかしこも混乱状態。クーデター派の重騎兵達は逃がした太守夫人、息子、大公の行方を追う。若きグルーシェは女手一つでミヘルを守って逃げおおすことが出来るのか?

西尾友樹氏と森尾舞さんが何役も兼ね、歌ったり踊ったりするのが新鮮。ちゃんと見せ場を用意してくれている。

ネタバレBOX

ちなみに通貨の単位はピアストル。
通路を多用した演出。
眞島秀和氏は観客を盛り上げようと大ハッスル。ユースケ・サンタマリアみたいなキャラ。酔っ払いアズダクはトリックスター、論理が破綻しているのだが民衆の心を惹き付けていくイカれた英雄。そこが難しい。一歩間違えるとただの人気取り。妙な一貫した美学がないと観客は心を託せない。

小劇場的に皆一人何役もやるのだがそれも何か逆効果。コントみたいで重要な役がハッキリしない。ギャグばかりなのも話にのめり込めない理由。全てが適当。

ラストの合唱の歌が印象的。
「愛が戦争を止めると言うなら
 愛に戦争をさせないでくれ」
国や家族を大事に想う気持ちを転化して戦争をさせないでくれ。良い言葉。

この演出家と自分の相性は悪いと思う。この物語の何が面白いのかを見誤っている。培養器に入った受精卵のままじゃ母の愛は表現出来ない。(グルーシェの歌った鼻歌を覚えていて卵が口ずさむのかとも思ったが)。伝わらない異化効果に何の意味があるのか?培養器をロープで引っ張り合っても何とも思わない。こんな描き方ではミヘルがどっちの子供になろうが観客はどうでもよくなる。感情移入の取っ掛かりがない。まだ飼っていた犬か猫かの取り合いにした方がマシな話。無理矢理エピローグの語りでまとめたがこの劇をわざわざアンドロイド達が演る意味が見えない。徹底して争いの行く末、戦争の虚しさを表現しないと。こんな事を繰り返していたらどんな知性なんかにも意味はない、アウフヘーベン(どちらの意見も否定しつつ共通の上の次元に高めていく)の方法は必ず見付かる筈だと。

今回期待外れだった人は東京演劇アンサンブルが去年演った『白い輪、あるいは祈り』を観て貰いたい。脚本・演出は鄭義信氏。来年再演するそうなので。
完熟華火

完熟華火

中央大学第二演劇研究会

シアター風姿花伝(東京都)

2026/03/12 (木) ~ 2026/03/15 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

 メインストリームは、波乱万丈。抒情性も高くグッとくるシーンが幾つもあって楽しめた。長尺(途中10分の休憩を挟み約145分)はちょっと長すぎるように感じた。メインストリームだけで充分良い作品になったと思う。

ネタバレBOX

 伝説の桃娘の体液入りの飲料がオークションに一瓶だけ出品されたという。この小瓶が本物なら、それは以下の条件を満たしていることになる。
桃娘とは幼少時から桃だけを食べさせられて育った娘のことで、その身体から採られた体液(唾液などを含む)を呑むと身体壮健、果ては不死の力迄得るという。伝説に従い、香港の大富豪(王)が実際に一人っ子政策で遺棄された女児を引き取り自らの実験室で科学者らと共に研究を重ね、遂に伝承の桃娘を作り上げることに成功した。名をランという。
 さて、無論物語は桃娘だけでは成立しない。他の登場人物たちは、五島列島南部の或る島に住む花火職人で気性は激しいがその激しさを内面に秘め、極めて真面目に仕事をし而も筋の良い若者(カナメ)であるが、才能の劣る兄弟子はそのコンプレックス故に少年院出の彼をことあるごとに前科者と罵り差別している。島の住人の殆ども前科者、と彼を差別し続けているが、親方だけは彼の才能と賢さ、純粋性と感性の鋭さ、優しさを認め一切の差別をしないので彼はこの島で生きていられる。然し、こんな生活も終わりを迎える時が来た。大学に入って島を離れていた親方の息子(ヤスイチ)が戻って来た時に、トンデモない借金を背負い、払えなければ契約書に記されている通りにこの島の港の漁業権を譲渡するよう取立人が乗り込んで来たのである。親方とて大金を肩代わりしてやれる財力は無い。すると取立人は借金返済の代わりに息子のできる2つの案件を提示した。1つは蟹漁に従事すること、もう1つは生きる為に障害を起こさない臓器を摘出したうえで伝説とされる桃娘を見つけ利権を漁る為の手立てを入手することであった。かくしてヤスイチとカナメは密航し香港に渡ることとなった。こちらがメインストリームである。
 サブストリームはメインストリームが可成りシリアスな内容であることを踏まえ、これと対比させて相乗効果を生むように設計されたと思われるが、爺になってより深く、より醒めてしまった自分の視座からは、無用と思えた。余りにおチャラケて観えたからである。而もサブストリームを加えることで相乗効果を上げる為にはサブストリームがしっかりメインストリームに食い込んでいる必要があろう。これは戯曲家にとって可成り難易度の高いことであるが、それが出来ないのであれば割愛した方が良かったと感じる。科学的にも男女の成長過程に於ける差異が徐々に明らかになってきている現在、単なるジェンダー論やそれ以前のフェミニズム論だけで或いはもっと軟弱な男女論を下地にして描くのは如何か? と思う。
ガラパゴス

ガラパゴス

キルハトッテ

水性(東京都)

2026/03/10 (火) ~ 2026/03/15 (日)公演終了

実演鑑賞

脚本がとても面白かったです!
美術も凝ってて可愛かったです。

ふれる、文豪

ふれる、文豪

水中散歩

ホワイエ江古田(東京都)

2026/03/12 (木) ~ 2026/03/15 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

全作未読の朗読劇でしたが、とても聴きやすくて、楽しめました。戦後の節目のチョイスなんですかね。原作を読みたくなりました。

欲望という名の電車

欲望という名の電車

吉住モータース

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2026/03/12 (木) ~ 2026/03/22 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

「素直で可愛らしい篠井英介のブランチ」

 現代演劇の女方として唯一無二の存在である篠井英介が、19年ぶり4度目となるブランチを演じた。G2による新訳と演出である。

ネタバレBOX

 第二次世界大戦後のアメリカ南部の都市ニューオリンズに、ブランチ(篠井英介)が妹のステラ(松岡依都美)を訪ねやってくる。没落した名家出身のブランチには帰るあてがなく、妹夫婦のもとへ身を寄せることにしたのだ。ブランチの上品ぶった態度にステラの夫スタンリー(田中哲司)は苛立ちを隠せない。新天地で出会ったミッチ(坂本慶介)との生活に希望を見出すブランチだったが、彼女がひた隠してきた暗い過去をスタンリーが暴き……

 篠井のブランチはまさに自由自在、水を得た魚といったところで女方が演じている違和感がない。狂気の世界に陥る人物というよりは、元来素直で可愛らしい人物が大きなトラウマを抱え、次第に堕ちていくというところに力点がある。終幕で精神病院に連行される場面も、愁嘆場というよりはブランチが救われていくようにも観えた点が面白い。

 田中哲司のスタンリーは野性味というよりも生来の粗暴さがブランチを追い詰め、ステラが魅了されるチャーミングさも併せ持つという独自色を出した。松岡依都美のステラの安定した口跡、坂本慶介のミッチの素朴さなど、主要4名が手堅い充実した上演だった。
時報

時報

富山のはるか

渋谷から徒歩10分(会場は参加者にメールにてお伝えいたします)(東京都)

2026/03/13 (金) ~ 2026/03/15 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

面白かったです。
徐々にゾクゾクしていく感じで、怪しさと怖さがありました。
生活感のある会場で、よりリアル感があり、役者さんの演技も不気味でした(褒めてます)
何とも言えぬ貴重な体験でした!

遠い故郷から

遠い故郷から

劇団さかさまのあさ

中野スタジオあくとれ(東京都)

2026/03/11 (水) ~ 2026/03/15 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

あらすじ気になり観劇。いや裏切られた。
わちゃわちゃしたSFコメディかと思いきや不透明な未来への向き合い方みたいな群像劇。
人のために死ぬな自分のために生きろってマジ泣き。
YouTubeで過去作観れるようなのでチェック!
今後の作品にも期待!

いのこりぐみ

いのこりぐみ

トライストーン・エンタテイメント

兵庫県立芸術文化センター 中ホール(兵庫県)

2026/03/12 (木) ~ 2026/03/15 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2026/03/13 (金) 18:00

前半は状況説明が長く眠くなりかけたが、中盤から後半はモンスターペアレント(菊池凛子)と教員(平岩紙)との真相が明かされ盛り上がる展開に舞台に集中。
相島一之(教頭)、菊池凛子、平岩紙はコメディの面白さの雰囲気が出ていたが、小栗旬(若手教員)が真面目に演じすぎて違和感を感じた。
舞台は学校へ問題提起もあり物語の展開も良く、興味深く観劇した。

虹色のトロツキー ノモンハン篇

虹色のトロツキー ノモンハン篇

劇団東京ミルクホール

ザ・スズナリ(東京都)

2026/03/11 (水) ~ 2026/03/15 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

本編2時間40分(途中ノモンハンツアー含む
+安彦良和さんとのアフタートーク
合計3時間40分の思わぬ超大作でした

完熟華火

完熟華火

中央大学第二演劇研究会

シアター風姿花伝(東京都)

2026/03/12 (木) ~ 2026/03/15 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

今回の登場人物は、花火職人の弟子のカナメを中心に、香港名家、香港マフィア、新聞記者、闇金などで、桃娘の少女ランを巡る争奪戦が描かれます。物語の起伏が激しく、舞台が香港ということで、珍しい演出や中国の衣装であちこち見入っているうちに飽きることがありませんでした。それぞれの立場で対立や争いがあるものの、カナメを中心とした登場人物が「信頼」で結ばれていて、人と人とのつながりが印象的でした。特に花火職人の親方が前科のあるカナメに対する心遣いには涙が出そうになりました。それを感じたカナメの恩返ししたいという思いや行動が本作のテーマだったような気がしました。
 そして、皆さん凄く楽しそうに演技しているということが、すごく伝わってきました。ハプニングがあっても、セリフが飛んでもやり続けるのが素敵でした。演劇をやる上では当たり前なのかもしれませんが、それでもカッコよかったです。何でもありな学園祭のように、学生らしさもにじみ出ていた劇だったと思います。特に言葉のチョイスが面白くて最高でした。私は、竹原マシンガンさんが面白かったです。そして、最後の花火も幻想的でフィナーレにふさわしい美しい景色でした。4年生の皆さん、卒業おめでとうございます。1年間楽しませていただき、ありがとうございました。社会人になると忙しい生活が待っていると思いますが。またどこかで舞台を続けてくださいね。必ず観に行きますよ!

『ガチゲキ!! Part3』

『ガチゲキ!! Part3』

『ガチゲキ!!』実行委員会

座・高円寺1(東京都)

2026/03/06 (金) ~ 2026/03/14 (土)公演終了

実演鑑賞

最終日の14日は19時より審査会。結果がその日の内にサイトに挙げられていた。
ふむふむ。そうかそうか。
当初の印象では一位だるめしあん、二位鋼鉄村松という所であったが、その二団体が逆の順位で優勝と観客賞を獲得。だるめは劇作賞(これは当然に思える)、他に演出賞はほしぷろ、審査員賞がエンニュイ、俳優賞は審査員4名が俳優4名を選び、獲得数で3名が同立受賞(ほしぷろ出演の二人、鋼鉄のシャイロック役)。
本企画のプロデュースがだるめ・坂本氏でもあるので、賞金のある賞が他団体に決まった事には安堵した。

さて芝居については、ネタバレにて。

ネタバレBOX

順不同で書いてみる。

露と枕・・俳優陣の中に滝沢花野女史を見出し、全体に俳優力を見せた布陣であったが、リアリティ消失スレスレな所で40分を駆け抜けた印象。終演後に「お気に召すまま」の後日譚として書いたと知り、原作については不知(どこかで一度は観たかもだが思い出せない)なので、知って観たとてである。あるカップルが離婚すべきか否かで右往左往させられる旧友たちの様を、さほど違和感もなく見た。離婚式?え?・・との最初の疑問も、仲良く別れるので皆に立ち会ってほしかった、の一言で解消。その後、妻の方が離婚を撤回すると発言した時点から、夫婦の元々の関係性や他の友人たちの過去と現在も一つずつ見えて来る。一点、展開の緩急のためだろうけれど、「男全員とヤッていた」女がその場に友人として居合わせる不自然は厳しいものが。人物らのモデルが原作にあるとすると、読んでいないと翻案の味として咀嚼できない。何かに怒っていて、にも関わらず斜に構えた物言いもする別の女性は、他との関係性が見えづらかった。暴力に訴えるタイプだと言われる男性は現在は大人しいキャラ、だが何かのきっかけでプッツン切れて、煮え切らない夫(離婚する)に詰め寄るのが唐突だったり、細部でリアルが萎えそうになるが、別の人物の台詞で持ち直し、離婚を「する」という結論を「好ましく」迎え入れるラストを作り出せていた。
ほしぷろ・・ある劇作りの現場、という事になっている。演出者(主催者)がおり、キャストに招いた二人に指示を出している。二人は青系の体操着という衣裳で、簡素な舞台上では視覚的に(色彩的にも)淋しく感じてしまったが、二人で「トロイラスとクレシダ」を演じる=演じさせられる、演出=演じさせる、という非対称な関係が視覚的に一目瞭然ではある。原作が描く「戦争」が、効果音とも相まって作品に影を落としており、沙翁作品のイメージなのか、それを上演しようとしてる現場・背景である現代を装飾しているのかが不明、というより、両方に掛けている意図がそこはかとするため、舞台を一つの目的へ収斂させる「意図が強い」と感じた。演者はうまく演じており、逃げ出した二人の後を仕方なく埋めるため演出が一人で芝居を続けて最後に至る。憾みは、やはり原作を知らないと語られるストーリーがうっすらとしか見えない。が、演劇の批評性を信じた製作には観る者を「襟を正さねば」と言う気にはさせた。
(一応全団体書くつもり。つづく)
ガラパゴス

ガラパゴス

キルハトッテ

水性(東京都)

2026/03/10 (火) ~ 2026/03/15 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

ガラパゴスtという題目がいいですね。

ネタバレBOX

いきなり下半身がイグアナということではじまって、客席と役者の距離が近いことも相まって、ぐいぐいと話に引き込まれました。後半は少し混沌としてきた感じですが、興味深い展開でした。劇場の外の世界が気になりましたが、役者の演技力に魅せられ、集中力が途切れることはなく観れました。
ワールド

ワールド

山尾企画

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2026/03/13 (金) ~ 2026/03/15 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

観劇は環境にも影響する…
隣に座った女性?(ハゲていたので、男かも…)
臭すぎ 動く度に酸っぱいあの香が…
観劇に集中できず… 内容はそれなりだったと思うが… マスク😷していたんで分からんカモ🦆自分の状況が…
演劇などの芸術関係を、免許制にした話 現法律ではあり得ないけど…

ワールド

ワールド

山尾企画

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2026/03/13 (金) ~ 2026/03/15 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

この物語の世界がもし現実なら制作者だけじゃなく観客側もエンタメの選択肢が狭まるんだろうなと不安になったり…もし現実なら僕はあのピエロのように不器用に生きたいと強く思いました💪場面転換の舞台美術や生演奏等見応えがいくつもあり楽しいお芝居でした🎵ココちゃんがずっと笑わない役やったんでラストの笑顔がより輝いてて素敵でした🎶あと水木たねさんのメガネ姿はどこか新しい学校のリーダーズのSUZUKAちゃんぽい雰囲気を感じて目福でした🩷

鹿鳴館異聞

鹿鳴館異聞

名取事務所

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2026/03/11 (水) ~ 2026/03/15 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

明治22年(1889年)2月10日、築地外国人居留地にある一軒の屋敷。広瀬常34歳(松本紀保〈きお〉さん)と看護婦の千代(平体まひろさん)がひっそりと暮らす。突如夜更けに来訪した男は森有礼(ありのり)41歳(千賀功嗣氏)。初代文部大臣であり、日本の近代教育制度の礎を築いた男。開国したばかりの日本を欧米諸国から対等に認められる近代国家へと早急に導く為、世界基準の教育と啓蒙を推進した。明日は念願の大日本帝国憲法発布式典の日。日本が国際的に信頼のおける法律で整備された立憲国家であることを対外的に宣言する必要があった。彼の唯一の懸念は離婚した妻、広瀬常のこと。

初演は1990年、木山事務所が俳優座劇場にて公演。
(手の会→木山事務所→Pカンパニーの系譜だそうだ)。

森有礼が帰り、次に押し掛けるように無理矢理訪ねて来るのは広瀬常の旧知の男爵夫妻(藤田一真氏と西山聖了〈きよあき〉氏)。その二人の様子をどうも不審に思う千代。彼等は何を企んでいるのか?降り続く雨は次第に雪へと変わる。

平体まひろさんが綺麗。壇ふみさんに似てるのか。上品な戦後日本女優の風格。
西山聖了氏は芸達者。いろんな武器を隠し持っている。

作家は山田風太郎のファンでは?『ラスプーチンが来た』を読んでいた時の興奮を思い出した。自分も山田風太郎の大ファンの一人だが今作にとって肝心要の『エドの舞踏会』を多分読んでいない。読んでいればもっと楽しめた筈、残念。

いや面白い脚本だ。『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』なんて映画を思い出す。アナ・デ・アルマスが演ったキャラに平体まひろさんが被る。

ネタバレBOX

西山聖了氏の正体は伊勢谷友介みたいな美形の女形、沢村源之助(四代目澤村源之助)だった。目茶苦茶魅力的ないなせな口上、今作の面白さの核になる。正体を見破られた彼が逆に見破るのは千代の正体。江戸で評判を呼んだ手妻遣の一座に一人の娘がいた。

※三代目澤村田之助、脱疽で右脚を膝下まで切断するが義足にて舞台に立つ。だが脱疽は悪化し、左脚、右の手首、左手の小指以外の指全部を切断。義足を着けてから5年で引退。四代目澤村源之助は彼の当たり役を演じることが多かった。

手妻遣=手を稲妻のように使う奇術師。手品だけでなく催眠術に近い芸当も見せた。今作では赤ん坊の泣き声やら藤田一真氏の手元が突然発火するなど超能力者のような腕前。この演出はまだ更なる仕掛けが作品に隠されていると観客を興奮させた。

森有礼と常の離婚は世間の歓心を買った。外人と不倫し産まれた娘が青い瞳だった為、離縁されたとまことしやかな噂。それを裏付けるように娘の安はすぐ里子に出され、翌年森有礼は岩倉具視の娘と再婚した。広瀬常のその後は不明で未だに謎。夏目漱石の『三四郎』でも触れられている。

鷲巣照織氏は最後の最後に登場、驚いた。

山田風太郎は巨大な巻紙のような年表を作成し、同時代に誰が何をしていたのかを書き込んだ。思わぬ人間が同じ時代を過ごしたことを知ると何とか二人を出会わせられないか検討した。それによるあっと驚くアイディアが作品内に散りばめられている。

※今作では誰も彼もが嘘をついている。森有礼は英国で精神を病んだ常が女の子を出産した妄想に取り憑かれているだけだと言う。実際に常は言動がころころと変わり信頼の置ける語り手ではない。大事そうに抱いているのは赤ん坊のお人形。だが実際は英国の俳優と情事があり、妊娠した時、子供の容姿に怯えた。日本に帰る船の上で心を許した千代に誰にも頼めないお願いをする。産まれた赤子の目が青かったら首を絞めて始末して欲しいと。だが千代は殺さなかった。築地の屋敷で二人で育てた。ある時、森有礼が娘を引き取りに来て勝手に里子に出した。森有礼の死んだ今、もう彼女の行方は掴めない。

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