
Speak low, No tail (tale).
燐光群
新宿シアタートップス(東京都)
2022/02/18 (金) ~ 2022/02/27 (日)公演終了

純愛、不倫、あるいは単一性の中にあるダイバーシティについて
アマヤドリ
シアター風姿花伝(東京都)
2022/02/18 (金) ~ 2022/02/27 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
評価が分かれているので行ってみた。
パフォーマンスとしては小劇場的な仕掛けも豊富でよくできている。しかし主題のポリアモリー(polyamory)という概念が小物で、展開も「生煮え」、そして煮込んでも美味しくなりそうもない。というのが私の結論。

【2月27日まで上演中】夜を治める者《ナイトドミナント》
お布団
こまばアゴラ劇場(東京都)
2022/02/11 (金) ~ 2022/02/27 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
このユニットにもやっと初お目見え。予想していたより「演劇」の形をしていた。抽象性との接続は舞台装置、音響、テキスト映写等により風通し良く確保され、俳優の「普通の演技」がそれと対照的に感じさせるが、言葉の正確な伝達を優先しているためか。アート志向や静かな演劇が、台詞を「聞こえなくても良い」くらいの自然主義でやり勝ちなのとは一線を画し、好感が持てる。即ち、議論の前提である明快な自論の提示があり、言葉によるレスポンスが歓迎されている態度が伝わってくる。
対象に関心があって行う意見の交換は、異論を全く拒否しないどころか喜んで受け入れるのに対し、自分が正しかったり優れている事を示したい欲求のために対象を利用し、成果を誇示する一方通行のコミュニケーション(演劇で言えば小難しく批評しづらい作品を作り込んで悦に入ると言った感じ?)では、当然議論は好まれない。
民主主義という制度が利益誘導のための代表を送り込む制度だと理解されている「公共精神の薄い」日本では、「優れた結論を導くプロセス」という最も大事な機能の価値が顧慮されないのと、意味的に通じるものがある。
さて舞台に対する応答は、また改めて。

ヤミイチ
TOMOIKEプロデュース
シアター711(東京都)
2022/02/23 (水) ~ 2022/02/27 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
心理描写で苦しめられるかなと危惧していたが、とてもテンポ感がよく、結構気が楽になる場面もあり、最後まで集中して見れた。
作品が抉りとる心の闇は深いが、観客にのしかかるほど重くはなく、とは言っても考えさせられる作品でした。
見て損は無い作品と太鼓判押せます。下北沢て時間が許す人は覗いて見てはどうでしょう!

チクリ、冬が胸をさす。
ゴツプロ!演劇部
「劇」小劇場(東京都)
2022/02/23 (水) ~ 2022/02/27 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
「演劇部」が付くと、どことなく青臭いイメージ。
まぁそれもアリかな~っていう感じで向かったのですが、どっこい、ゴツプロ!精神を真っ直ぐに受け継いだ見応えある舞台でありました。
冬のペンション、交互に繰り広げられる二つの物語。
総勢11人の若い役者さん、ひとりひとりの描写がとても丁寧。
じっくり腰を据え、観進めていくほどに取り込まれていく感じが心地良いです。
それぞれ二つの物語にどっぷり浸った後、この二つがバチ~ッ!と結びつく激展開。
その頃には、もうすっかり彼等に感情移入していたものだから・・・
あぁ~(ため息)切ない灯りの演出も良かった。

不思議の国のアリス
文化庁・日本劇団協議会
ザ・スズナリ(東京都)
2022/02/23 (水) ~ 2022/02/27 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2022/02/24 (木)
価格4,500円
24日19時開演回(125分)を拝見。
ルイス・キャロルの原作とは全く別物の別役実作品。
処刑の運命に陥った父親を捜して彷徨うアリス。どこか自分の家族に面影の似た人々との出逢いを重ねるうちに、彼女は自身が何者かを気づくことになる…。
CHAiroiPLIN(チャイロイプリン)主宰のスズキ拓朗さんの演出のおかげか、敢えて小難しくストーリーを追わずに、唄や演奏、ダンスに心和ませながら、素直に劇の流れに身を委ねることが出来た。
さて、125分以降のアリスは一体何処へ向かっていくのかな?

「ペーター・ストックマン」~「人民の敵」より
名取事務所
吉祥寺シアター(東京都)
2022/02/19 (土) ~ 2022/02/27 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
洗練されて、かつ我が身に刀を入れられたような痛みを感じた舞台でした。
西尾友樹さんの生身さと森尾舞さんの狡猾なエナジーが襲いかかり客席が共鳴。初体験です。
野坂弘さんの正義を振りかざす滑稽さは身につまされました。
水質汚染の話かと思ったら。。。やられました~。
もしかしたら、トマスがエリートに支配されているロシアで、ペーターがアメリカが率いる西側諸国なんて物騒な妄想も掻き立てられた作品でした。
見ごたえがありました! 空間を前後左右・上下 目一杯使った舞台装置も素晴らしい!

たぶん きっと おそらく ゾンビ
トツゲキ倶楽部
小劇場 楽園(東京都)
2022/02/23 (水) ~ 2022/02/27 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
開演前には1960年代に流行ったグループサウンズの曲やヒット曲が流れ、ホリゾントの左側コーナー辺りにCDに青い光を当てたような映像がリズミカルに踊っている。出捌けは下手側壁に2カ所、換気の為もあって劇場入口を閉めずに公演しているので劇場入り口も出捌けに用いて3カ所。
板上は、下手奥のコーナー部分に正方形の平台を据え、コーナー部分に平台と異なる色の1辺50㎝程のマット。上手ホリゾントの手前にパイプ椅子3脚。マットはクローゼットを表しているが、本番前の稽古という設定なのでクローゼットに壁は無く素通しである。
明転すると前説と称して役者が登場するが、通常と異なり、そのまま本編に続いてゆくという変則的な開幕。(追記2.25 02時52分)

ザ・空気ver3 そして彼は去った…
コズミックシアター
未来ワークスタジオ(大阪府)
2022/02/23 (水) ~ 2022/02/27 (日)公演終了
満足度★★★★★
僕は、日本に生まれたことを後悔している人の一人。
現在のジャーナリズムを見事に表現していました。金にまみれ、長いものには巻かれろ的な国民性に嘔吐がでる。今起こっていることを正確に国民に伝え、その上で国民に判断してもらう。
既に日本の民主主義は崩壊し、日本瓦解に向かっている。できるなら、日本を脱出したい。
そういった思いが強くなる作品。

まつわる紐、ほどけば風【2月28日(金)~3月1日(日)北九州 一部公演中止 / 伊丹 全公演中止】
北九州芸術劇場
J:COM北九州芸術劇場 小劇場(福岡県)
2022/02/17 (木) ~ 2022/02/20 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
「現代女性の生き方に焦点をあて、女性たちを取り巻く人々のドラマ。」とのことで、3人の生きづらさと1組のパートナーが描かてています。
ストーカー感はありますが、鉄オタの男性が笑えるキャラ設定でいることで、お客さんは助かります。
ラストは,壁を登る女性たちに視点がいってセリフを聞くのを忘れてました。

Speak low, No tail (tale).
燐光群
新宿シアタートップス(東京都)
2022/02/18 (金) ~ 2022/02/27 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
鑑賞日2022/02/24 (木) 14:00
詩人の小沼純一氏の作品を坂手流の戯曲に仕上げた、不思議な感覚を得られる舞台。ジャズバーの時間が重なり、小さな歴史となって世の中とシンクロしていく。
ジャズのうんちくを語って盛り上がっている客の姿から始まる。その場面場面で暗転し舞台が転換していくので時の流れとか、登場人物の人生などをすんなり受け止められるのだが、何だがこま切れの会話劇という感じでもある。ただ、音楽などそっちのけで会社の上司への不満をぶつけあう女性客など多彩なお客さんの姿を無理せず楽しめる。ジャズバーで居酒屋のような会話? でも、自分もやっていると思うし、そういう時代なんだろうね。
もう一つ、並行して進むのが、お向かいの家に出入りする猫たちや猫に声をかける人たちの風景だ。こちらは時の流れはあまり感じられず、あくまでも「風景」といった感じで呈示される。年老いたお母さんとその娘の会話がベースになっているが、この二人、時間が止まったようにずっと同じ姿で登場する。話が進展するということもないので、ちょっと退屈かもしれない。
燐光群が鋭く切り込む政治的、社会的な問題はほとんど登場しない。それもそのはず、声高に議論する場所ではなく、あくまでも店の名の通り「speak low」なのだ。

無くなったイス
TAAAA Company
SPACE9(大阪府)
2022/02/21 (月) ~ 2022/02/23 (水)公演終了
満足度★★★
短時間だったけど、難しかった。芸大系は難しいことが多い。主役は生きていたのか?両親が生きていたのか?そして何を言いたかったのか…😓

母孵ル、
fukui劇
劇場MOMO(東京都)
2022/02/23 (水) ~ 2022/02/27 (日)公演終了

凪のように穏やかに
雀組ホエールズ
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2022/02/17 (木) ~ 2022/02/21 (月)公演終了

チクリ、冬が胸をさす。
ゴツプロ!演劇部
「劇」小劇場(東京都)
2022/02/23 (水) ~ 2022/02/27 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
これを見逃す手はない。あっと驚く構成の妙。巧みな脚本に唸る。この世はまだまだ未知なる才能とアイディアに溢れ返っている。感心した。幾らでも物語を語る方法論に開拓の余地はある。
昔、「メロディーは出尽くした」と言われた音楽界だが、ハウス(DTM〈Desktop Music〉)が台頭しアレンジを変えることによって無限に選択肢は増えた。「物語は尽きた」とされた映画界にはタランティーノが登場し、種種雑多なる語り口の変化で更に奥行きが拡がった。
そんなことを今更思い起こす程、気持ち良く畏れ入った。お薦め。
氷や雪の中に蝋燭を灯す町のイベント、“雪灯り(ゆきあかり)”が名物の長野のペンションが舞台。幻想的な光が雪の白と夜の黒を溶け合わせ、無数のキャンドルが放つ神秘的な炎の揺らめきに世界は妖しく照らされる。願い事をすると、それはきっと叶うと云う。
ペンションを始めたばかりの男(久保俊貴〈としき〉氏)と今週でペンションを終業する女(林彬〈はやしあきら〉さん)、二組の物語が同時進行で語られる。下手にある階下と上手の階段を上った二階を役者陣は頻繁に行き来する。空間を立体的に活用、声だけのシーンなど上下左右かなり広く使われるステージ。
練りに練られた構成とスピーディーな暗転による場面転換、張り巡らされた伏線、上質なミステリーのような演出が見事。面白かった。

【朗読見世物】『夜色の瞳をした少女、或いは、夢屋敷の殺人』
公社流体力学
調布市せんがわ劇場(東京都)
2022/02/23 (水) ~ 2022/02/23 (水)公演終了

熱海殺人事件「4作品同時公演」
カガミ想馬プロデュース
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2022/02/16 (水) ~ 2022/02/27 (日)公演終了

熱海殺人事件「4作品同時公演」
カガミ想馬プロデュース
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2022/02/16 (水) ~ 2022/02/27 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★
売春捜査官初日観劇
演出は全体的にちょっと物足りないように感じたし、役者の熱量ももっとあってもよかった。
初日だから仕方ないか

ネコDAMON2022
Macプロデュース
メルシアーク神楽坂(東京都)
2022/02/22 (火) ~ 2022/02/23 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
演劇短編作品3公演とバンド1公演の2時間
各劇団の色がよく出てたと思う。演劇ばかり観ているわたしは音楽ライブがとても新鮮に感じた。
生演奏を近くで観るのが気持ちがよく、主催者の意図にまんまとハマってしまいました。

ロング・タイム・ノー・シー
ナイーブスカンパニー
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2022/02/02 (水) ~ 2022/02/06 (日)公演終了
実演鑑賞
二人の男女による朗読、手紙を通じて話が進む。役者の組み合わせも曜日によってそれぞれ違うようで、見たのは1公演のみだが良かった。