満足度★★★★
本当の主役。脚本家が描きたかったのは、安藤理樹さんが演じた青年・浅葉かと。クライマックスの彼の行動と、ファーストシーンとラストシーンを観てそう思いました。数々の男女の愛憎劇の絡む中、くっきりと浮かび上がって来るのは彼の純愛。切ない空気感での安藤さんの演技が、艶気のある女優さん達よりもしっとりと心に響いてきました。ただ、全体的にはもっと密度が欲しかったかな、と。。しかし、より自然に近い空気感だからこそ後半からの生々しさが生きてくるのかとも思いましたし、この点は好みの問題かも知れません。
ネタバレBOX
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2011/03/20 17:44
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