喫茶ポローニア 公演情報 こぬかーめ「喫茶ポローニア」の観てきた!クチコミとコメント

  • 実演鑑賞

    満足度★★★

     初日を拝見。華3つ☆

    ネタバレBOX

     尺は2時間弱。下手奥にカフェバーカウンター。タイトルには喫茶と入っているが実際はカフェバーなので棚には酒のボトルも見える。カウンター手前に丸椅子2脚。上手ホリゾント手前にも棚風の家具が見えるが殆ど機能せず。出捌けは黒幕で袖を拵えて上手奥の側壁から、1か所のみ。場面が喫茶、バーの場合のみ上手奥に小テーブルと椅子、板ほぼ中央にやや大きなテーブルと椅子を配置する。
     肝心の物語はポローニアに出入りする常連客の若いカップルの内の一組(カイリ&カナデ)の彼女、カナデが道端に倒れた男を気遣い近付いて歩道に連れて行こうとした際、刺殺されてしまったことに起因する幽体離脱を起し過去に戻り生霊として他者に取付くことによってこの事件を阻止しようと図った顛末を描く。このメインストリームに目に見えない何者かと話しているように見える謎の老人や、父と共に心中したカナデの友人、アイス。カイリ、カナデの友人リオとリナ兄妹ら若者達同士の付き合いからくる自然な人間関係の齎す連帯感から生まれた互いへの共感や思いやりが現実には実を結ばない事実に打ちのめされる姿を通して事象のあらましを伝える。
     一方、謎の老人は略称:超常管理局(正式:防衛省直轄超常的隠匿指定事象並びに誘因因子及び関連人物統括管理局)に調査された過去があった。この老人がカイリに憑依のイロハを仕込んだのである。他に心中した父子の事情や父、娘の対話、カナデ刺殺犯の在り様などもポローニアでのマスターらとの対話を通じて明らかにされているが。様々な要素が収斂されてゆく中、結論はどうなるのか? それは観て後。想像にお任せしよう。
     脚本は少々荒い。初日を拝見したが、役を生きていない役者が居たのは残念。役者自身の性向や癖も在るのかも知れないが役者は最低でも役を生きなければ意味がない。脚本が粗ければ稽古中に侃々諤々の議論を経て修正しておくべきである、こういった基本的な作業が出来ていない点で演出にもっと気を配って欲しい。

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    2026/07/18 15:13

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