造形ヒロインや、ヒロインの恋敵の弟の彼女(変態の義父に追われる姉妹の妹の方)に見られるような、いわゆる達者ではない、もしくは場慣れしていないであろう俳優に、その俳優に収まる具合の良い役作りを施してあり、前回公演で女子高生たちを演じた年若い俳優に好感を持ったのと同じように、今回も好感を持った。逆に、場数も踏み、ある程度の場慣れをしているであろう俳優たちには、ちょっと過剰な造形上のクササを感じてしまい、残念。目の前に居る俳優に魅力を感じるのが、技量ばかりに拠らない、という事を実感させてくれる(自分意とっては)不思議な作品であり演出。
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2011/02/11 16:59
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