満足度★★★
とても惜しい感じでした。
けれどそういった意味での惜しさって、それがいったいどれくらいの惜しさなのか測るのが非常に難しい気がするのです。
それはつまり、クジを引いた時、どれだけ『ああ、惜しい』と言ってもハズレはハズレでしかない、といった類いの話です。実は隣のクジを選んでいたら当たりだった、なんて言ってもそれはまた別の話で、そこにある惜しさはあまりに抽象的なわけです。
けれど、なんらかの試験に僅差で落ちて『惜しかった』と言うときの惜しさは完全に数字で現れますからね。あと二点取っておけば受かってたって話のようなもので、そうであれば次回は二点余計に取ればいいってだけの話なわけです。
今回の惜しさはその類いの惜しさでした。