満足度★★★★
何もない素舞台で俳優が躍動全く何もない裸舞台でイプセンの物語を立ち上げる、俳優陣の地力は圧巻。ナチュラルな芝居というよりも、演出によりある種コミカルでカリカチュアされた表現が取り入れられ、それがこの芝居のカラーを打ち立てています。この戯曲におけるストックマン博士の正義感をどう受け止めるかについては一通りでないと思いますが、今回の芝居では博士に立ち振る舞いにややヒロイズムを浴びせるような演出だったかなと感じました。
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2010/11/21 13:45
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