満足度★★★★★
冷たい雨だったけど。観に行って良かったとおもいました。主宰の書く話が、良く纏まっていて前回作品の反省や新しい工夫もしたんだろうなと思える、心に残る作品でした。役者さんが皆とても素晴らしく、大人になったおぼんろを観た気がしました。佐東さんの美しく通る声やあらゆる表現も、さすがに立体落語で鍛えていらっしゃるのだろうなと。倫ペイさんの気張らない素直な声と素直な表現。物語の人物に感情移入してうっかり涙が流れました。高橋さんの声もソフトからハードまで自由自在で、あの狭い空間が完全に物語の村になっているような、不思議な時間でした。
ネタバレBOX
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2010/10/31 12:19
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2010/11/02 13:03
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もう、随分と前の作品からご覧になられていますよね。
見守っていただけている喜びに、いつも浸ってしまいます。
しっかり、変化できているでしょうか。これからも、何とぞよろしくお願いします。
国民の半数以上が自らを「不幸」と認識する日本において、両手放しに楽観的でいることはどうにも難しいのだと想います。俺自身、そのことについてはとても考えていて、ふしあわせ、そして、しあわせは、いったいどこからやってくるのだろう、と考えました。
キンキラキンのラブ。
これに気付くことが出来たのは、本当に、家族や友人、公演のたびに出会うお客さんたち。その他たくさんのオレの周りにいるひとたちのおかげだとおもっています。
キャスト、よかったでしょう?
自慢のひとたちです。
俺があまりに何も出来ないし危なっかしいから、終始お守り役をさせてしまったフシがあって、どうにも2倍3倍に疲れさせてしまった気もしますが、本当に本当に大好きなひとたちです。よろしければみなさんの他現場での出演作品などにも足を運んでみてください。
老婆が、じつは 正気だったのじゃないか。
そんな気も、じつはしています。そうでなかったのかも知れませんし。
幸せや、楽しさ、って、どん欲に掴みにいったもん勝ち、
ちょっと、そんなことも考えました。
嵐の中、
ご来場まことにありがとうございました。
これからもどうぞ、シアターコクーンまでよろしくお願いします!
感謝のうちに。
拓馬