“車イス”も“至福のイス”もイイっス!(おいおい)
殺陣がいい。単なる迫力ではなく、恐らくは伝統的な美しさも踏まえているんだろうなあ……なんてことを考えている間もないスピード感(!?)。殺陣だけに終わらず、ちょっと凝った仕掛けまでして楽しませてくれるのも嬉しい(車イス先生!)。ストーリーにもいくつかナゾがあって、ラストに向かって集束されていく面白さもある。が、白紙の状態から見るとナゾだらけでちょっと疲れる(えっ、私の“脳力”の問題!?)。ストーリーの材料ではない、遊びの部分がもう少しあると、疲れが癒えたかも。ちなみに、キンケロシアターを使ってくれること自体、観客に対するサービスで観劇の疲れも癒えるなと、“至福のイス”に体を沈めながら思ったのでした。