葬送の教室 公演情報 風琴工房「葬送の教室」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    かたまる
    なんか、緊張が続いて、それを解く気持ちになれず、ずっと緊張を持続してみていたら肩がばりばりに凝ってしまいました。

    佐藤さんすごい・・・・というのがまずの感想。
    すごいというのはいろんな意味でです。そのどの意味でもすごいと思いました。
    重たい雰囲気の中で、清水さんの歯切れのいい自然さに救われる思いでした。

    ネタバレBOX

    よくこんな題材を、と思いつつ、失礼ながら組み伏せるのがせいいっぱいという感じもしました。
    組み伏せているだけでもすごいと思うので敬服します。
    巻き込まれる思いもしました。

    ただ、題材の重さに負けていないか。
    たとえば津田さん、すてきだけど、彼女に焦点があたるとき、話の流れが唐突に見えてしまうのが残念。
    詩森さんだったらもっとうねるようなドラマにできるのでは、と期待してしまいます。
    津田さんと佐藤さんと岡森さんのところ、もっと見たかった。
    ぜひ再演して下さい。

    最初に出逢った『機械と音楽』、あれも再演でした。
    すごくかっこよかったです。
    『機械と音楽』再演版を越える舞台を期待して足を運んでいます。
    だから、詩森さんのオリジナル作品しか見てないのです。
    次もオリジナル、期待しています。

    追加コメント

    『機械と音楽』のときは、中のだれもが生きていた。必死で生きていた。と、思う。
    比べると、『葬送の教室』ではどうしても、それぞれが立場の代表に見えてしまう。どれも考え尽くされた立場の人ばかりで、それは本当にすごいと思う。
    だけれど、だれもが、立場を語っているように見えてしまう。
    『機械と音楽』のはかなげな待子さん、地に足のついた津田さん、必死で切ない宮嶋さんが忘れられません。

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    2010/10/10 00:23

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