実演鑑賞
満足度★★★★
(笑えた度)3(今感)5(完成度)5この時代にコメディーは文学、もとい芸術たりうるのか。芸術の死に仮託して、現代コメディーの苦悩と限界について考察した部分が大部分を占める自己省察系ファンタスティック・ラブロマンス。こういう無理矢理ジャンルを決めつけてくる系の批評を嘲笑うが如く、色々ゴリゴリと読みを外してくる演出は、見ていて爽快。オリジナリティーが高い。芸術を愛し、芸術と死別した男の悲しい愛の物語だが、華美な装飾がコッテリと覆い被さり、物語に到達するのはわりかし困難である。
ネタバレBOX
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2025/05/06 22:11
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