川にはとうぜんはしがある 公演情報 ばぶれるりぐる「川にはとうぜんはしがある」の観てきた!クチコミとコメント

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    鑑賞日2024/02/25 (日) 13:00

    観るのが2回目の、全編土佐弁で上演するユニット。面白い。110分。
     古い民家、母屋と離れを結ぶ土間が舞台。家に残った次女の陽子と入り婿の博樹・娘のみまが住んでいるが、諸事情で神戸に出た長女の早希が離れに住むことになる。その引っ越しの日に、空き家バンクの募集を見て借りようとして来た生田目を加えた5人の会話劇。一定した生活を送っていた陽子の一家が、出戻りの長女と「異物」の生田目を得て、変化する様を丁寧に描く。どうするんだろう、と思わせる展開もあるけど、希望を持って終わるあたりがいい。母屋と離れの微妙な距離が、近づけるけれども一歩では行けない「家族」の有り様を示しているのだと思う。

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    2024/02/25 15:53

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