syndicated 公演情報 theater 045 syndicate「syndicated」の観てきた!クチコミとコメント

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

     横浜で異色の活動をする団体に声掛けしたtheater045syndicateを含む3団体によるコラボ。各作品の尺は30~40分。上演順に世人/dasman「アイヒマン・テスト」、鳥を探す「夜の戦いの種族」、theater045syndicate「Puppy Day Afternoon」と異なる作品をオムニバス形式で上演。面白い。ネタバレ追記2024.3.4

    ネタバレBOX

     各劇団、上演作品の内容も演出や目指す方向も全く異なる為、作品各々の個別性が対比される側面があって極めてエキサイティングである。同時に3作中、2作が歪みのある状況を背景にした作品で残る1作が身体表現を重視し、それこそトウシロウの身体でも狙えるような腹に贅肉のついた身体でハードボイルドを演じるものだから、最高に分かり易くアンチメタフィジックな可笑しさも対比され他のメタフィジカルな2作品と好対称を為し、更に毛色の異なるこの作品をラストに持ってきたことでこのオムニバス公演全体をアウフヘーベンした上で観客たちの日常へ降下させる仕組みも創り出している。要は哲学、心理学的な逍遥からいきなり喧噪の現実世界の持つ滑稽と奈落の哀しみやその地平でのダンディーへダイブする訳である。このペーソスをあっけらかんと笑い飛ばすようなドタバタぶり、恰好悪さと心に秘めたダンディズムのマッチングがグー。
     ところで66.6…%が、メタフィジカルな作品で占められ、サイレント時代の映画で演じられていたような動作や仕草、行動やシチュエイションの可笑しさでは無く、生きる上での不安や苦悩によって己の存在自体に故知れぬ不安定を感じ対処する術も持たぬ現代日本に暮らす我ら日本人の大多数を示していると思われる。対処する術を持たないことは書店に並ぶハウトゥー本の膨大な数や近視眼的言説の垂れ流しをチラッと見れば事足りる。原因は多くの人々が自らの頭を使って考えることを放棄してしまった為、表層をしか観なくなったこと、結果自ら納得し得る哲理を獲得する術を既に自分の手によって投げ捨ててしまって来たことにある。その辺りの事情を今公演は反映していると考える。表現は時代の鏡であるが、殊に演劇はその傾向が強いジャンルであろう。全3作を通じて今公演はこのようなメッセージを発信したと私は考えている。

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    2024/02/10 14:51

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  • かわひ さま
    ハンダラです、遅くなりましたが
    追記しました。ご笑覧ください。

    2024/03/04 14:33

    かわひ さま
     ハンダラです、遅くなっていて申し訳ありません。持病の糖尿病が先月中旬限界を迎え、余りに具合が悪くて掛かりつけの医師に診てもらった処血圧が、40と62状態で緊急入院しなければならない可能性があった為、受診直後の17時半頃から近辺の入院設備のある病院へ医師が連絡を取ってくれて兎に角その日の晩にでも入院させようとしたのですが時刻も夕方で各病院で即入院は無理と断られていたので、兎に角大きな病院で急患扱いでセカンドオピニオンダを貰えるように手配してもらい、検査結果次第でセカンドオピニオンをくれた病院に入院するか否かを決めるということになったのですが、入院はせずに済んだ代わりに多くの検査をしています。他にかつて書いていたレビューが正鵠を射すぎていてネタバレに書かれていた内容ではあるものの再演に差し支えるから書き換えてくれ、とか知り合いの演出家が自分の関わった作品の映像を送ってきて意見を求められる等々があり、他にも様々な研究会、役所関係の雑用があって時間が取れていません。申し訳ありませんがもう少々お待ち下さい。
                                       机下

    2024/02/29 03:28

    終演後のネタバレ感想を読みたいなあとおもい早二週間。

    2024/02/29 00:00

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