実演鑑賞
満足度★★★
紅炎編
なかなかに暗くて、人間の闇の部分って感じの物語
そしてかなり難しい印象の作品ではあった
色んな感じに想像して、最終的にはそれで合ってるんだろうか?ってなる感じの作品やった気がする
それは家族ってモノに対してなのか
はたまた個人の気持ちの揺れみたいなものに対してなのか
時間の表現、それぞれの存在、目の前で起きてることが事実なのか、はたまた妄想…いや虚構なのかがわからなくなるような感じ
さらにはその存在すらあやしい人物さえ登場するので、さらにどこまでがって感じに思考がハマっていく
そのあたりがハッキリとはさせないのがこの舞台かも
表現者工房 さんはいくつかビルの中に公演できるステージがあるんだが、今回は5階を使われてる
そこを少し変わった感じにステージを組まれてる印象ではある
この使い方なのでかなり客席と演者が近い作りになってたりするんですよね
ポジションによってはほんと目の前にって感じに
たぶん奥の階段は常設なんだと思うんだが、上手く演出として取り込んで使ってた印象
セットの作り込みも今回の世界観には合ってる感じではあるかな
今回あまり見たことがない感じの役をされてた印象なのが髙野亜実さん
母親って時点で珍しいなって感じではあったんですけどね