夢の痂(かさぶた) 公演情報 新国立劇場「夢の痂(かさぶた)」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    劇場は夢の真実を考えるところ
    こまかいところまで丁寧に演出が行き届いていて、初演よりもぐんと理解が深められたように思います。三部作の最後を飾るにふさわしいエンディング。
    井上ひさし全戯曲の初演記録など、劇場で販売されているパンフレットがすごく充実しています。
    神野美鈴さんが素晴らしかったです。

    ネタバレBOX

    終戦から2年経った東北地方の元地主宅。巡幸する天皇陛下が泊まることになり、その予行演習をする場面。かたずをのんで見守りました。この劇中劇のように天皇が責任を取って退位していたら・・・日本はどんな国になっていたかしら。
    「劇場は夢を見るなつかしい揺りかご 夢の真実を考えるところ 夢の裂け目を考えるところ」

    0

    2010/06/06 18:50

    0

    0

このページのQRコードです。

拡大