LOST CHILD 公演情報 謎のモダン館「LOST CHILD」の観てきた!クチコミとコメント

  • 脚本と演出の乖離
    演出家の熱い思いはカーテンコール時に伝わってきたのだが、どうしても感動までたどり着くことはできなかった。

    ネタバレBOX

    モダン館、見るのは3回目であるが、そのなかで一番みているのがつらい作品であった。その理由として自分が感じ、あげられるのが、タイトルとしている脚本と演出の乖離であると思う。モダン館のテイスト(過去2回しか観劇していないため断言できるものではないが)としては「西部劇的テイスト」もしくは「ミステリー/ホラーテイスト」だとわたしは感じている。今回は脚本事態はどちらかといえば後者のほうに、演出方法は前者に当てはまると感じた。
    以前見た「水の簪」はミステリー調、「アジト」は西部劇的コメディとして、それぞれのテイストがうまくマッチしていたのであるが、今回に関して言えば、演出は一環して西部劇的演出、しかし脚本自体はしっとりとした雰囲気の本であったため、まぜこぜとなってしまい、アンマッチな空気を出してしまっていた。そこがみているのがつらかった原因のひとつ。そこがみているのがつらいと感じた大きな原因ではないかと推測する。
    もう一つみるのがつらかった理由で掲げるのは、スタッフワークの甘さ。過去のCorichでの感想でもあげているが、モダン館での公演でスタッフワークをほめた記憶がない。自分自身、裏方として芝居に関わることが非常に多いため、かなりの好き嫌いがでているとは思っている。が、どうしても今回に関していえばずさんだったと思う。プロジェクターが見にくい、きっかけがあっていない等、ゲネ等で直せるべきところがあったはずなのに修正がなされていないのが非常に残念に感じた。
    自分の価値観の押し付けになってしまうのだが、「演劇は総合芸術である」という自分の信念があるため、そこのところは細部までこだわってほしいと思った。

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    2010/05/05 22:15

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  • ご来場ありがとうございました。

    バランスの問題はあったと思います。

    もう一度、しっかりと立て直して行きたいと思います!

    2010/05/12 09:10

    ご来場、ありがとうございました!!たくさん、たくさん不足していた所があったと思います。
    次回はもっと、もっと頑張りたいと思います。今後もどうぞ、よろしくお願いします!!

    2010/05/07 18:15

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