スリープ・インサイダー(ありがとうございました!またいつか!) 公演情報 boku-makuhari「スリープ・インサイダー(ありがとうございました!またいつか!)」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★

    作品としては嫌いじゃないんだけど。
    なんだか押し付けがましい雰囲気を感じて途中からひどく退屈に感じました。自分としては自然に膨らむはずだったところが、膨らませるスペースを探している間に疲れてしまいました。

    ネタバレBOX

    前半、ある一部屋に閉じ込められているのか閉じこもっているんだか、の男女。その二人の関係性がすごくおもしろかったです。パワーバランスの変化とか。二人は同じ人間じゃないかとか。

    奥田洋平さんのまるで別人のようにも見える、聞こえる佇まいや声色がすごくよかったです。人間とも思えない不自然な身体の扱いとか。

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    2010/03/31 03:43

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  • コメントありがとうございます。

    >この作品は、お客様のお手元に届いてから作品が一人歩きし始める、もしかすると、そんな感じの作品かもしれません。
    少し驕った言い方をさせていただくと、その地点まで、よりナチュラルに誘導させていただくことが、私たちがお手伝いすべき工程であったと認識しております。

    言葉が過ぎましたら申し訳ありません。
    私が押し付けに感じたのはまさにこの部分です。
    どんな作品でも大なり小なりこういう感覚で受け取るのが普通だと感じている身としましては、
    そういう方向性を示されることすらちょっと素直になれず。。。
    どんなに作り手側がこういう形で受け取って欲しいと意図しても全員がそういう風に受け取らないって言うのがおもしろいところで、どう創っても観客個人が自分の感覚に照らし合わせて一人歩きさせてしまうと思うんです。
    だからこそ、一人歩きできるよう誘導なんて言われてしまうと無自覚にそうしているところが意識的になってしまい、膨らむに至らなかったということなのです。

    せめて当日パンフにそういう文言を載せて欲しくなかった、というのが要望です。
    いくら演出意図がそうであれ、それは表明すべき内容ではない気がしたのです。演出がそう思っていても演じている俳優がそう思っていなかったり、もちろん客もそう受け止めなかったり、そういう不一致の中で想像を超えた想像がふくらみ、爆発的な感動が生まれるんじゃないかと思っています。

    作品自体面白かったのに、事前に当パンを読んでしまったせいで自分の感覚で着地しなきゃっていうちょっとした強迫観念を受けてしまったというのが、この作品への感想です。
    今後も楽しみにしております。こちらこそよろしくお願いいたします。がんばってください。

    2010/04/07 00:07

    ご来場いただきまして誠にありがとうございました。
    この作品は、お客様のお手元に届いてから作品が一人歩きし始める、もしかすると、そんな感じの作品かもしれません。
    少し驕った言い方をさせていただくと、その地点まで、よりナチュラルに誘導させていただくことが、私たちがお手伝いすべき工程であったと認識しております。
    自然に膨らまなかった点につきましては、こちらの意図するところではございません。
    ぜひ今後の参考とさせていただきたいと思います。
    貴重なご意見ありがとうございます。
    まだまだ力量不足な団体ですが、これからも地道に活動を続けさせて頂きたいと存じます。
    今後ともboku-makuhariをよろしくお願い申し上げます。

    2010/04/06 06:24

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