満足度★★★★
演劇的な死生観。トークショーと演劇的な死生をモチーフにした芝居の二部構成。第一部のトークショーでは芸術家が表現すること、演じること、独自性とは何か。その核心に迫るもので、つづいて第二部の演劇では、肉体から発せられる真の声に信頼を置いた上で発露し、構築した世界をほんの一瞬にして破滅させた瞬間に演劇への本質的な愛憎と、言葉という名の鋭利なナイフで身体中を切り刻まれるような痛みを感じ、いづれも言葉の存在について深く考えさせられる内容だった。
ネタバレBOX
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2010/03/30 17:18
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