喪服の時間 公演情報 弾丸MAMAER「喪服の時間」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    昔懐かしい香りのコメディ
    子供の頃観た松竹新喜劇なんかをちらっと思い出しつつ、だいたいは笑って観ていました。役者さんも、芸達者揃いで、感心しました。
    ただ、残念だったのは、終盤になって、ちょっとストーリーが、突然、欧米コメディテイストの灰汁が強くなってしまった点。ストーリー的に、ちょっと飛躍しすぎた感があり、それからは、あまり面白くなくなりました。
    こういう喜劇は、デフォルメであっても、どこかに真実味があってこそ笑いを誘うのに、終盤の展開は、そう行くだろうなと予測も容易くできただけに、あー、やっぱりそういう方向に行っちゃうのねと、良い意味での期待ハズレがなく、内心ややがっかりしました。
    予想外の展開による、更なる笑いを期待していましたから。
    ただ、コメディの極意は一応遵守した展開でしたから、また次の公演にも期待してみたい劇団でした。

    ネタバレBOX

    終盤、創とエレンヌに起こる出来事、寛と光太郎の関係、松潤の正体が、全て読めてしまったので、その予測をもうひとつ外してもらえたらなと思いました。前二つの関係は、欧米コメデイにはよくある展開ですが、せっかく日本ならではの通夜が舞台になっているので、あくまでも、日本的なコメデイテイストで貫いた方が、もっと面白くなった気がします。
    千代乃と秋子の関係描写は、なかなか秀逸だっただけに、終盤の展開がわざとらしく感じてしまい、残念でした。
    最後の、千代乃の大英断は予測はついたものの、結構好きなラストシーンでした。
    如何にも端役の、葬儀屋役の、小多田直樹さんが、実はかなり自然体の演技で、要になっていた気がします。キャラメルボックスの男優さんは、客演でも光る方がたくさんいるなと改めて思いました。

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    2010/03/05 02:02

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