実演鑑賞
満足度★★★
かなり複雑な環境で離れ離れに、そして大きくなるまでその存在すら知らなかった姉と弟の物語
その存在を知って単純に喜ぶ弟と複雑な思いからそれを認めたくない姉って感じから始まる物語
やり取りは手紙のみ
姉と弟だから #アネト
その姉と弟に #南野陽子 さんと #林田一高 さん
そしてその手紙の内容に関連した感じの #竹中郁 さんの詩が朗読される
それを朗読アンサンブルメンバーが、何人かが組み合わさりながら、そしてそれを入れ替えながら朗読していく感じの展開をしていくなかなかに聞き応えのある舞台
詩の朗読はそれだけではなく、少しそれを読む人たちの人間模様みたいなものもあったりするんですよね
このあたりがまた良かったりした印象
まあ個人的にはこのあたりももう少し見たいメンバーてはあったんですけどね
とは言えこの舞台の中心はやはり姉と弟の生涯の関係って感じではある
舞台の配置や手紙のやり取りからの詩の朗読への変化なんかもなかなかに魅力的やった印象の舞台
8人の詩の朗読は何人かで変わりながら読んでいくのでバランスが崩れたら終わる
そんな危なっかしさは全く感じさせないのはこのメンバーやはり上手いなって印象
そして気持ちのこもった朗読でした