満足度★★★★★
写真の芯にあるものとは写真を撮る人は普段、セルフポートレートでもない限り、その時の自らの姿を見ることが出来ません。劇という鏡を通して何重奏ものそれを俯瞰することで、今まで何をしていたのか、何をしようとしていたのかを慈さんの目から、もう一度確かめさせられた気がしました。写真をよく撮る人、撮られることが多い人、作品や写真集を観る機会が多い人にも。普段身体の声を聞いている人たちだからこその力技で、すっと。一瞬、秘密の芯とすれ違えるかもしれません。あの恐ろしくも懐かしい場所で。
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2007/06/20 22:09
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