作品No.7 公演情報 OM-2「作品No.7」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    血と肉のもっと奥深くにある美
    強烈に感覚を揺さぶる抽象。
    死だとか、恐怖だとか、絶望だとか、ゾッとするような極限の感覚を呼び覚ましてどん底を知らしめ、そこから一息に上へと反転していく。身体の重さを抱えたこの社会で生きる人への、原初的なエールのように感じた。
    音楽の要素は強かったが、それ以上にむしろ全体が一曲の音楽なのだと思う。なんというか、人間そのものを描いたクラッシックとでもいうのか。無数のいびつな慟哭がどこかで瞬間依り合わさっていく、まさに自分が切望している音楽の姿がそこにはあり、思わず涙が出た。

    0

    2010/02/12 23:33

    0

    0

このページのQRコードです。

拡大