満足度★★★★★
不思議な錯覚…
事前にこちらで読んだあらすじ(説明)がかなり書き込まれていたので、実際の舞台として、役者さんの肉体を通して立体感を持った作品に仕上がっているのか、それとも、作者の意図を体現しきれずに終わってしまうのか…と、少々の危惧を持って客席に座りましたが、私には、前者でした。
よくあるような設定といえばそうだし、ものすごく盛り上がりがあるかといえばそうではないんだけど…なんでしょう、客席にいながらふと、自分も周囲の観客も、登場人物たちの一員として物語世界に参加しているような…溶けこんでいるような、不思議な、そして心地よい錯覚を味わいました。
それぞれのキャラクターが、自然に無理なく生きていて。
人と人が繋がっていくって、大変で、時には痛くて、でも大切なんだなぁなんて、素直な気持ちになれました。
次回作にも注目しています!
2010/01/26 11:20
観る前の心持まで一緒で、akiさんのレビューを読んで、一人頷いてしまいました。
一度で、ヒロセさんの世界感のファンになってしまいました。
男性には、どうやら物足りないようで、あんまり高評価でないのは、仕方ないのかもとは思いますが、私にとっては、かなり理想に近い芝居でした。
それで、勝手に、akiさんを、気になる人に登録させて頂きました。
これからも、レビュー、楽しみにさせて頂きます。