満足度★★★★★
アロッタ史上、最高の。
オシャレでPOPで可愛らしく、そしてカッコ良くてドラマチックな作品だったのが「11月戦争とその後の六ヶ月」。笑いと涙と愛とエロ(笑)に満ちた素敵な作品でした。客演の鈴木信二くんを中心にバランスの良い配役が垢抜け感の一番の理由かも知れません。初日ということで固さやトラブルも多々ありましたが、きっとこれからどんどん良くなっていくんだろうなという予感は大ありです。
「王国」の脚本は現役高校生の手によるものだそうですが、高校で演じていたら高羽彩さんの「モロトフカクテル」以来の伝説になったと思われます。学生運動家を徹底的に時代の敗者として描き、悪意さえ感じるその描き方は観ていて吐き気を覚えたほど(誉め言葉です)。その脚本家の金子くんは、役者の才能もあると見受けました。将来が楽しみです。
(※後日、「影のあるオンナ」も観る予定です。その後、追記します)
2009/11/24 23:58
2009/11/24 12:16