実演鑑賞
満足度★★★★
板上には木製の椅子が7~8脚。焦げ茶と黄土色それぞれ約半分ずつが中央に。上手柱側壁に沿うようにバーカウンター。バーカンの上には、何かを記した紙がやや間を空けて1枚ずつ観客席に向けてスタンドに立てられている他雑然としており、客が座れば足がくる部分にはたくさんの映画ポスターが貼ってある。バーカン観客側手前には、電話を置く台と黒電話。時代は数十年前の設定のハズなので古い電話器である。一方、矛盾するのは携帯電話を用いるシーンも数多く出て来ることだ。上手柱を挟んだ更に上手には黒い幕。これが唯一の出捌けである。下手奥の柱には大きな映画ポスターが貼ってあり、この柱の手前斜め左に架台に取り付けた矢張り大型のポスター、ポスターの左上コーナーが剥がれて丸く垂れ下がっている所は落魄を感じさせる。この架台の観客席側に机と椅子。