満足度★★★★
テント芝居を満喫!
唐十郎・蜷川幸雄コンビの伝説の名作を若手がテントで上演すると
いうのでとても興味があった。「花やしき裏テント劇場でオカマ100人芝居!!」というキャッチコピーがあったが、100人はあくまで初演の話で、
そこはテントに見合った人数しか出てこないので、ちょっと拍子抜けの感も。
作品のモデルとなった事件があったころ、唐十郎は主人公の少年と同
じ年頃だったのだろう。「文ちゃん」は唐の分身でもあるわけだ。
「反権力」の象徴のようなオカマたちのパワーが、官憲権力を笑い飛ばす。
しかし、オカマはお上の発行する「移動証明」がないと配給米も買えない
という悲しい現実。
唐十郎作品は詩的であり、理屈で解釈できない世界なので、感じるしかない部分も多いが、サフランの花びらが舞い、歌舞伎で言うところの「本水」がバシャバシャ飛び、アングラらしい楽しい芝居だ。
でも、設営面には注文もあるので、詳しくはネタバレで。
2009/10/30 02:18
2009/10/30 00:44
2009/10/27 15:44
2009/10/27 11:37
2009/10/27 04:39
2009/10/27 00:38
コメントありがとうございます。
オカマものが生理的にダメな人ってわかるわ。
うちの父がそうでした(笑)。
これは思ったほど、どぎつくなかったですけど。
オカマがもっと出てくるのかと想像してたのですが。
それよりも男装の椎野がカッコ良くて収穫。
彼女で「少女仮面」を観てみたい。
やはり大学生のころから観てる子の成長は嬉しいです。
私はそういうのが多くて。
近畿大はいいでしょう?
唐ゼミ☆よりおしゃれな感じでした。
あそこは唐さんの指導で小林くんという子が演出助手で実質演出
してるのね。
「腰巻お仙」をどんなふうにやるか楽しみですよね。
李礼仙(当時)の当たり役だったけど。強烈な印象があります。