実演鑑賞
満足度★★★★
こんなにも後ろ髪を引かれる思いで席を立つ事になろうとは
長女が知的障害者。
今日は次女が嫁ぎ先へと引っ越していく特別な日。
親ではなく姉妹という立ち位置で
彼女がこれまでどんな気持ちを抱えて、どんな思いで実家を後にしようとしているのか見えてこないだろうか
そんな気持ちが前のめり過ぎたのかもしれない。
物事が上手く運ばないとか諸々、笑いを誘ってくるのだけれども…笑えない
(会場的には結構受けていました)
子供の頃、度々ご近所さんであろう同い年くらいの知的障害の子と母親のペアに遭遇し、すれ違う度サッと目を逸らしていた苦い思い出
あの時、せめて「こんにちは」くらい言えなかったのかと後悔の念まで蘇ってくるし
ただ、その時目を逸らして見ようとしなかったものが、クッキリとカタチを成して迫ってきたのには仰天しました。
そして意外な状況で、三女の心情がついに・・・
掴めたと思ったのだけれど、いや、もうちょっとその先を見ていたかった。