『橋の下のガタロ』『川向う』 公演情報 劇団未来「『橋の下のガタロ』『川向う』」の観てきた!クチコミとコメント

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    本日は2本立てのものを観劇しました。
    1本目のガタロはなかなか古典的なストーリーでした。古い感じの昔話に出会いの意味と昨今の物語のことを考えさせられました。少し気になったのは、衣装のチョイス。時代に即したものや特異性の表現などの観点もあったのでしょうが、もう一工夫欲しかったです。
    2本目は色々と考えさせられる良い作品でした。丁寧にまとめきるのではなく、観客側にも問いを投げかけてくるという感じでした。また、古い時代も今の時代も「人間」であるなと思ったりしました。

    ネタバレBOX

    1本目。ガタロの最後のあっさりいなくなる感じは、なんとも。今の時代はネットなど以外と繋がりをたどりやすいので、なんとなく分かります。ただ、昔ですとそういう手段もないので、本当に今生の別れになる可能性が高いのに。別れに対する価値観の違いを感じました。
    2本目。橋の下、川と各々題名についていたので、同じセットを使うと思ったら違いました、という個人的な思い込みからの感想(笑)部落関係も交えてのお話。小中学校で短縮番を上演してくれてもいいかもね。ほんと、よろし。また、ダム問題もね。あの頃のことを書いた本など読む機会がありましたが、、本当に「ダム」と言うものがどんなものかと言うことを知らない人が圧倒的に多かったようですね。わからないから反対、わからないから賛成みたいな。

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    2022/05/29 22:01

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