肩の上で踊るロマンシングガール 公演情報 「佐藤の、」「肩の上で踊るロマンシングガール」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    きれいなものの傷は目立つ。
    もっと激しく心を揺り動かしてくれてよかったのに。
    だって、このお話に嘘はなかったんだから。

    ネタバレBOX

     バッドでありハッピーであるエンディングが最高。ひとの気持ちに嘘がない。問題提起ではない、ちゃんとした答えがそこにあったと思う。答えがあって、なおかつ見た人の心の中で続いていく物語は最高に気持ちがいい。

     ただ、短編であるということは、完璧への距離が近い。と、思う。ので、残念な部分が多々目につく。

     冒頭の台詞が届いてこなくて、滑舌なのか、テンポなのか、耳に入ってきたときの感触が良くなかった。メリハリ? もっとやれる気がする。

     見たいものを見せてもらえない、という感じもした。舞台が細長くて近いから、端っこと端っこに二人が立つと、どちらかしか見られないのも残念。役者が提示する動作の意味が曖昧で、たとえば千明の書いている履歴書が、私の脳内で履歴書だと判明するまでにかかる時間がもったいない。考えている間に気持ちがとぎれてしまう。(ついでに書くと、インコのピーコが回されているのを見て、インコ回しちゃって大丈夫!? と、うっかり思ってる時間ももったいなかった)

     見終わって、かなりの時間が経ってから、ふと疑問が湧く。肩車は、なんであんなにあっさりだったのだろう。もっと頑張ってくれていたら、私は泣いたのではないか。泣いたからっていいとは思わないけど、泣けたら気持ちいいこともあるわけで。

     惜しい! の連続。ということはつまり、とても好きなお話。何かが少し違っていたら、☆5つだったはず。勝手に今後を期待する。

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    2009/08/03 02:51

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