満足度★★★★
主演:黒木メイサがイイ 「・・・であるか?」結構まじめに男女について考えさせられました。
信長は女だったという奇想天外な話を舞台化。
最初は、まさかという感じでしたが、言われてれば、
それまでの伝統に捕らわれない斬新な発想、
エキセントリックな性格は、
女性がいきなり天下を取ったと考えると合点がいく
かもしれない。
本作の脚本は、北区つかこうへい劇団7期生の
渡辺和徳さんが担当。
その、つかこうへい作品には「沖田総司が女だった」
という『幕末純情伝』がありました。
演出の岡村俊一さんもつか作品のプロデューサー
だったり、主演の黒木メイサさんは、2004年の
舞台『熱海殺人事件~』でデビュー。
本作でも、中森明菜の歌で踊ったり、急にブリッコ
演技で甘えたりという、つか作品のテイストに
満ちた作品でありました。
それにしても、黒木メイサさんは絵になるなぁと。
この存在感は凄い。
もっともっと濃い役柄、演技が観てみたいと思いました。