こころ 公演情報 726「こころ」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    品の良い「こころ」
    吉田小夏さんの脚本だから観に行ったのだが、その期待通りの素晴らしい舞台だった。
    もちろん、演出や役者の力量もあるのだが、「こころ」を見事にまとめあげていた。

    726の2人の青年の、青年らしい輝きと陰り(単純に若さとも言うかもしれない)が見事に前に出ていたのが好印象。

    私がわざわざ言うことではないのかもしれないが、726のとても素敵なスタートになった作品だと思う。

    ネタバレBOX

    観ていて強く感じたのは、吉田小夏さん(青☆組)の「雨と猫といくつかの嘘」を観たときに感じた「品の良さ」がこの舞台にもあったことだ。
    時代設定ともマッチしており、役者の見事な演技とも相まってとてもいい空気感が醸し出されていた。
    なにより、所作が美しい。湯のみから口を離した後に、そっと拭うなんていう所作がいいのだ。

    数役を演じ分けたり、時間や場所が瞬時に移動するという見せ方がとてもスマートで美しい。役者は大変だったのではないだろうか。
    つまり瞬時に、その人の置かれている状況が変わり、気持ちまでも変化しなくてはならないだけでなく、演じている人そのものも変わるのだから。
    その切り替えの難しさを舞台の上で、すべての役者が見事にこなしていたのは素晴らしい。
    まったく、無駄がひとつもない舞台だったと言っていいだろう。
    また、例えば二役の持たせ方(例えば、私と先生の若い頃とか)が実にストーリーともマッチしていていいのだ。

    ラスト近くの3人の死が重なる様も見事としかいいようがない。

    ただし、あえて言えば「(明治という時代と)殉死する」という台詞が大切に使われていたのだが、やはりピンとこなかった。
    もちろん大切な台詞であり、使いたかったのだとは思うが、それを使うのであれば、今、この時代の、こ言葉の意味するところ、指し示すものを感じさせてくれれば、言うことはなかった。

    ちなみに私は630。

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    2009/06/10 03:19

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  • tetorapackさん
    コメントありがとうございます。

    tetorapackさんにそう褒められると、恐縮です(笑)。
    『こころ』、しっとり感もあり良かったですよねえ。
    私も思い出しました。

    >ちなみに私は630。
    <ヒント>これはこの劇団「726」の名前の由来をご確認いただけるとおわかりになると思います(笑)。
    http://www.act726.com/

    2009/06/26 04:20

    アキラさん

    いやー、このコメント、さすがですね。再び読ませていただき、「心」の余韻を楽しめましたよ。

    >ちなみに私は630。

    む、む、??

    2009/06/25 16:23

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