実演鑑賞
満足度★★★
聞いてはいたんですが、中に入って迷うのは座席
少し変則的な3面舞台になってるんですよね
奥の真ん中にはグランドピアノ
そして客席に向かっての机と椅子が並ぶそんな配置なんですよね
少し薄暗い中山本礼華 さんのピアノからこの舞台は始まっていくんですが、この時はこの後に繰り広げられていく重いんだけどそれでいて熱くなるそんな展開を想像もできないそんな序机の落書きそれを探す同級生やった2人
このあたりの静かな始まり方、そして微妙な2人の関係性もいいんですよね
そこからは徐々に加速していく感じの物語は情報量も多いんですが、置いていかれる感じもなくスムーズにその世界に引き込んでくれる感じ
ラストには想像以上に色んな感覚が残る盤ですね
ランタイムは120分のガッツリなんですが、全くそれを感じさせませんね
やはり丹下真寿美 さんの作る世界観に一気に持っていかれる感覚
ラストは見惚れるってのはこのことやなって感覚
是常祐美 さんもほんといいんですよね
弱いのかと思ったら芯の部分で強かったりほんといい存在ですね
青木道弘 さんはいつも以上に変化球なんですが、このキャラがいいんですよね
それをさらに引き立てるのが大江雅子 さんやった印象
言葉の雰囲気変わるあたりほんといいんです
安達綾子 さんはこの感じはあまり観たことないかなって雰囲気、出てきた瞬間にこのキャラ好きってなったかも
一般的な第三者的な少し嫌な雰囲気なのが #延命聡子 さん
そう思った時点でこの人の術中かな
そしてその娘の土肥希理子 さんがまたいいんですよね
ラストのところもいいんですが、この人がって叫ぶあたりほんといい
石原正一 さんのキャラもいいんですが、着替えで笑をにびっくり
相変わらず熱い役がまわってくるなって印象なのが石畑達哉 さんですね
登場最初から全開
山本礼華 さんは最初のピアノ、そして今回のキャラもかなり魅力的
後半の変化もほんと良かったんですよね
この舞台かなり激しくなっていくのでほんと千穐楽までケガなく走り抜けてほしい感じです