期待度♪♪♪♪♪
本来の舞台は演者の身体性を通して存在の裸形やイマジネーションの本質を構成するもう一方の核たる共通項(例えば集合的無意識、大乗仏教の阿頼耶識を考えたい)という普遍性を喚起し、衝突させることにより生のダイナミズムを一挙に爆発させ、単なる示唆ではなく眼前に現れた現実を別次元に転移させる時にイマジネーションの実現を目の当たりにすることを目的としている。岸田理央作品の魅力は、それが病に侵されている点にある。ここに生まれる背理を楽しみたい。以上の観点に立つなら、タイトルも実に良いではないか。
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2021/06/05 16:44
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