真夏の夜の夢 公演情報 東京芸術劇場「真夏の夜の夢」の観てきた!クチコミとコメント

  •  定時開演。上演時間は約1時間55分(休憩無)。

     野田作品の持ち味である、小気味よい台詞のやり取り、
    疾走感、躍動感といったものはやや抑制気味にして、
    スケール感を操り舞台空間全体を活用する演出が特徴的。
    ただ、(白塗りも含め)演出者の好みなのか座り芝居が
    多用されており、石畳模様の座席配置とはいえ、
    特に傾斜のほとんどない前方席の方は観づらいシーンが
    多少あるかもしれない。

     知られざる森や妖精たちの衣装がビニール系素材?で
    作られているのもユニーク(SPAC版では確か新聞紙で
    作られていた)。

     今井さん扮する悪魔メフィストの存在感が際立つ。
    発することなく飲み込んだコトバにこそ、その人間の
    本心が隠れている。

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    2020/10/16 00:36

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