「帽子と預言者」 「鳥が鳴き止む時-占領下のラマッラ-」 公演情報 名取事務所「「帽子と預言者」 「鳥が鳴き止む時-占領下のラマッラ-」」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

     パレスチナ人の書いた作品2本を上演。(追記後送)

    ネタバレBOX

    「帽子と預言者」

     ガッサン・カナファーニーの作品である。一般にパレスチナ人の表現は、自分たちを洒落のめすような作品が多いのが特質だが、そうでもしていなければ狂ってしまう。それがパレスチナ人が置かれている状況であり、日々彼らが味あわされている日常なのだ。だから、その根底には、凄まじい迄の自嘲が盤踞している。而もこれらの苦境の根本的原因を作ったのは、世界を思うがままに牛耳ってきた英仏米など列強であり、殊に英の有名な三枚舌外交の罪は極めて重い。無論、イスラエルを石油確保の為の橋頭保と位置付けて以降の米のイスラエル優先政策はトランプになって最早なりふり構わぬ癒着レベルに達している。

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    2020/02/26 14:17

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