満足度★★★★★
鑑賞日2019/11/21 (木) 19:00
座席F列7番
価格4,000円
5年前に亡くなった脚本家の母について知らない部分を聞き出すべく生前の母とユニットを組んでいた演出家を訪ねる娘……な物語。
おそらくは米内山さんの実体験に基く部分も多かろうことが察せられ、特に前半では溢れる演劇愛をモロに浴びるようで涙が出そうだった。
予期せぬ妊娠によりしばらくは筆を置き、やがて妻・母と脚本家を両立させることのあれこれに「あぁ、そういうことなんだなぁ」と気付かされること多数。
また、音野さんの会社員、塩崎さんの演出家を筆頭にどの人物もいかにもいそうな説得力があったのも見事。キャスティングと役作りの相乗効果なんだろうな。