満足度★★★★
ジャンヌの奇蹟に迫る好舞台
ジャンヌの奇蹟にスポットを当て、彼女と彼女を取り巻く国家・官僚・教会・軍などの人々の関係を真摯にとらえた好感もてる舞台。感動しました。
その濃密な歴史の真偽を1時間40分に収めるため、あえて派手な演出や舞台装置、衣装などはデフォルメした構成も、より奇蹟にスポットを当てた意味で効果があったと思います。
こうした手法の舞台も、観た後の充実感があり、よかったです。
それと、進行役のナカヤマさんと重要な役柄の管野さん、うまかったなぁ。
気持ちよく楽しませてもらいました。今後のアロッタにも「次はどんな芝居を見せてくれるのか」と楽しみです。