満足度★★★★★
吉原には「八朔」という行事があったという。柑橘類の話ではない。文字通り旧暦の八月一日のことである。家康が天正十八年八月朔日に江戸に入ったことを記念して各大名、旗本、御家人などは白装束で将軍に拝謁したのだが、江戸庶民にとっては、吉原の遊女が白小袖を着て客を迎えたことを意味した。未だ暑い盛りであるから白い小袖は、雪の純白や純な娘にも通じ、粋を尊んだ江戸っ子達の人気を博したようだ。(新暦では大体8月末頃)(追記2019.7.24)
ネタバレBOX
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2019/07/23 19:33
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2019/07/24 13:17
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ハンダラ 拝