満足度★★★★
鑑賞日2019/06/16 (日)
16日17時開演回(2時間強)を拝見。
「この方が出る公演ならば観に行くかどうかを検討せねば!」と常々考えている役者さんのおひとり、石井舞さんご出演。さらには、昨年の同時期、西戸山野外円形劇場(シェイクスピアアレイ)で観た『野外劇 新譚 糸地獄』と同じく、「岸田理生アバンギャルドフェスティバル リオフェス 参加作品」…という二つの理由で足を運んだ本公演。
いらっしゃいませ
商船パゴパゴへようこそ
お待ちしておりましたわ♡
開演前の呼びかけは『野外劇 新譚 糸地獄』の追体験。
だが、「虚構の墓場」が似つかわしい北千住BUoYでの本作。さらなる魅力(あるいは魔力?)として、役者と役柄・舞台と客席・演劇と日常、といった括りが、終盤、次々と解き放たれていく、メタフィクションの神髄に触れたような演劇でした。
残念ながら、こちらの読解力が至らず、表面的な理解?共感?興奮?にとどまってしまったきらいはあるものの、昨年の『野外劇 新譚 糸地獄』と同じく、自分にとっては新鮮に感じられる演劇体験。
「魅」せて頂いた役者さん等、座組の皆さんに心から感謝したいひとときでした。