花火鳴らそか ひらひら振ろか 公演情報 劇団銅鑼「花火鳴らそか ひらひら振ろか」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    異人たちとの夏・・・・だねぇ・・・ほんに
    何で この時期(と我も思ったっす)
    夏でしょ~それもお盆の時期ど真ん中でやりましょうよ!
    い~い話なんだから・・ねぇ
    (まーいろいと事情があるんでしょうが・・もったいない)

    登場人物たちの立ち位置や
    性格設定や演技など良かった(^-^)

    1時間40分の作品

    ネタバレBOX

    ボケた爺さんを中心にして
    亡き祖父の残した檜の盆栽=と思いきや
    その亡き祖父が盆栽についていて見守っている孫娘を進行役にして
    故人送りに花火~爆竹を派手に鳴らす長崎(故人の出身がココ)風の
    お盆をした爺さんの行為で
    爺さんの亡き妻と愛犬が彼の世から
    このお盆の期間だけ現世に現れます・・・が
    見えるのは爺の友人の孫娘だけで
    異人さんらは何とか孫娘さんに爺さんとかの橋渡しを頼むのですが
    爺さんの息子も10年ぶりに母屋に来て
    自分が両親にかまってもらえなかった心の歪みから
    孫娘に辛く当たったりするのですが
    キレた息子さん
    大量の爆竹を購入してきて耳栓までして近所迷惑も顧みずに
    爆竹に火をつけると・・・ついに
    犬と亡き母の姿が見えて話が出来るようになり
    長年の蟠りと父への誤解が氷解する感動のラストでした
    その花火のシーンと
    終わったあとの 物悲しさ 翌日の墓参りに行くよ
    という閉めも素直に感動できました(^-^)
    よい話でありましたわ

    何といってもワンちゃん!
    演劇の常としての擬人化で表現されたのかなーと思ったら
    ワンちゃん自らが爺さんに溺愛されてて
    自分を人間だと思ってるんだ~という結論は受けたし
    その犬らしい行動も楽しかった♪デス

    ボケた爺さんの演技も凄かった さすがデス
    愛嬌のあるお手伝いさんに
    嫌味な息子=次期家長さん
    無口で大人しい孫娘に心配性な祖父
    ボケた爺さんに母扱いされて困惑する奥様(^-^;)
    明るい植木屋さんなど登場人物の個性は上手に表現されていました

    舞台はシンプルな四角い木製台(10畳くらい)を中心にして
    観客は高年齢さんが多めでした(やや女性客が多いかな)

    また来年のお盆に会いましょう
    と明るく去る奥様が素敵でした~♪

    舞台セットは
    左右奥に4本柱の枠と
    中央に20畳(?)ぐらいの
    木枠台を据えて 周囲が黒い感じの
    抽象的な印象を受けるモノでした

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    2019/02/20 20:26

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  • ご観劇ありがとうございました。

    2019/02/21 11:25

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