あゆみ 公演情報 feblaboプロデュース「あゆみ」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

     タイトル通り、女人が生まれてから死ぬまでを、最初の1歩から始め最後の1歩迄の一生として描く。(華4つ☆)

    ネタバレBOX

    つまり、タイトルは主人公の名前であると同時に我ら全員が生きている道程である。演じるのは8人の女優、彼女らが板中央に設えられた真四角の1段高い平台横に据えられた椅子から立ち上がると、あゆみ、母、父、クラスメイト、先輩、前田、犬等々の登場人物達等を演じてゆくが、役者が立ち上がったり座ったりで役を受け渡してゆくので、通常の舞台のようにどの役者が何役を演じると固定的に決められることを拒んでいる。
     その理由は恐らく、女性のフレキシビリティーを描いているからである。女性は、その生涯に男性より遥かに多くの身体的変化を遂げる。そしてその変化を通じて精神的にもより豊かなフレキシビリティーを確立する。お年寄りを見ていて体験的に感じるのは“女性の方が上手に年をとる”ということだが、それは彼女らの精神がお爺さん方の精神よりもフレキシビリティーに富んでいると思うからである。
     だが、今作はその女性の長所を決して特別な才能を持つ個々人としてではなく、ごくありきたりの女性の乳児~認知症を経て死に至るまで、這い這いから摑まり立ちした始めの1歩、小学校時代の悪戯な男子との通学時、クラスメイト女子相互の仲間、苛め問題を経て高校の先輩への憧れ、大学進学、就職、結婚、出産、子育て、娘の成長、母子の関係とその変化、人生を振り返る時期を経てあの世へ旅立つまでの取り立てて特殊なことはないものの、普遍的で誰しもが思い当たる人と人との極めて微妙なメンタリティーの機微を甦らせてくれる作品だ。この微妙な人の心の機微を活写する為に、舞台美術は極めてシンプル。
     冒頭、少し舞台美術の説明を入れてあるが、真四角の平台の外側を2重に取り囲んで色違いのマットが一辺につき各7枚用いられている。客席はその外側の各辺に対応して設けられているが、出捌け口のある1ッ個所だけ、客整数が少ない。

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    2018/12/17 16:59

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  • 伊藤 優さま
    とことこ、可愛らしいネーミングですね。
    然し、この作品も当にUne vieでしたね。
    名訳と言われる訳を借りると「女の一生」です。生まれてから
    死ぬまでの市井の女性のありきたりな人生を描くことで、見事に
    一般化できる、つまり誰しも体験した個々人の思い出に繋がる
    作品で、女性へのオマージュという気もします。どんどん、良い作品に
    ご出演下さい。次にお会いしたらお声をお掛け下さい。
                           ハンダラ 拝

    2018/12/19 01:11

    ハンダラさま

    ご来場いただきありがとうございました。
    とことこver.に出演しておりました伊藤優です。
    夜光鯨『白い鯨』に引き続きのご来場ありがとうございました。また、劇場でお会いできることをお待ちしております。

    伊藤優
    ホームページ:https://yuito-actor-tokyo.jimdofree.com/
    Twitter:伊藤 優 Yu Ito (@s98363830)https://twitter.com/s98363830?s=09

    2018/12/18 18:12

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