あゆみ 公演情報 「あゆみ」の観てきた!クチコミ一覧

★ 満足度の平均 ★ ★ ★ ★ ★ 4.1
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  • 満足度★★★★★

    「視線」と「景色」が役者の表現によって観客のものになっていって
    舞台上の主人公に感情移入し、いつしかそれが自分になっていく
    言葉や動きに意味をもたせることを演技というのなら
    舞台上には素晴らしい演技があった
    一緒に笑えるから一緒に泣ける、そういったことを体現した作品だった
    役者さんが全力で振り切って演じて、一人の人間を紡ぎ出して
    その姿を見て笑って泣いて、優しい雰囲気が会場に満ちてて
    幸せを感じられる舞台だった
    本当に好きで、ずっと客席にいたいと思った

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2018/12/26 (水)

    26日18時開演回、てくてくver.の千穐楽(90分)を拝見。

    とことこver.で一度観ているストーリーなのに、またもや新幹線車中の電話のシーンで不覚にも涙腺がぁ…はともかく、本作品、まだキャリアの浅い役者さんにとってのインキュベーター(孵卵器)にも適するなと改めて実感。
    もし許されるのならば、(てくてくver.においては、髙橋紗綾さん、坪和あさ美さんのような)キャリアのある役者さんを芯にして、新人中心の公演を毎年実施して欲しいものである。

    最後に、白で統一されたキャスト達の衣装に、さしたる事件も起きない、ごく平凡な人生の「あゆみ」…たとえ男性の観客であろうと、どなたでも何処かしらで覚えがあるだろう、いわば「追体験」や感情移入を生じさせる、本作の巧みな脚本・演出に敬意を表したい。

  • 満足度★★

    新宿のはずれの雑居ビルの4階の小スペース。ほぼ、四角のスペースを囲んで30席。約10席はどうやら出演者のご両親と見えるかたがたで、10隻は空席。何だか身内感横溢のヒルの回だった。現代女性のありようを、8人の白い同じ衣裳の若い女優が中央のボンを回りながら、リレーのように次々と演じていく、という趣向。主人公も、飼い犬まで演じるわき役も、次々に代わるのは新趣向だが、肝心の女性のあり方が、意図的なのかもしれないが、徹底的に平凡である。この演出形式だと、性格を立てた役を作れないのは仕方がないが、その退屈さは、演出の趣向や音楽を演奏してみたりしたくらいでは防げない。幕開きで生まれた女性の人生の60年くらいの年月が語られるが、舞台の時間の設定はあいまいである。地方から出てきた女性が新幹線の車窓の富士山に感銘する、なんてのは、まるで漱石時代の古めかしさで、現代感がない。学校でミステリ読書会に入るなどという極めて特殊な設定も出てくるが、学校のミステリの会は、早慶京以外は、現在は壊滅状態である。恣意的なのは普遍につながらない。ただの行き当たりばったりである。俳優たちも個性を立てない演出に加えて、動きも円形の場に限られ、役も変わるので、俳優個性を生かす場がない。振り付けも平凡。90分。

    ネタバレBOX

    舞台を見るのは退屈だが、この本を高校演劇などでやってみるのは、演劇が総合的なものであることがよくわかっていいのではないかと思った。今の子供たちなら面白がってやりそうが、そこは早く抜けて、別役や野田のように歯ごたえのある戯曲に取り組んでほしい。きっと、この舞台よりずっと面白い世界が待っていると思う。
  • 満足度★★★★

    鑑賞日2018/12/22 (土) 14:00

    主人公あゆみは母と一緒に見た富士山を今度は自分が母なり子供と見ようとしたけれど・・このコントラストなシーンが私のハイライトです。

    主人公は複数人で演じ、しかも女性のみのキャスト。偏りとその特徴もうまく作品にとけ込んでいました。

    わがままを言えば劇場を出たときに春の陽気が迎えて欲しかったな。

  • 満足度★★★★

    とことこver.を拝見。“はじめの一歩”で涙腺が緩んじゃうくらい、あゆみはいろんなバージョンを見ているけど、割と台本に忠実なオーソドックスな印象。生演奏や音楽がこだわりかな?

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2018/12/17 (月)

    17日に15時のとことこver.と20時のてくてくver.をセット券にて観劇。
    7年半ぶりにつき概要しか記憶になかったが(爆)改めて観て「一人の女性の人生絵巻」ではないか、と思う=人生の要所要所を巧みに切り取って見せるさまが「縁起絵巻」とかの場面の切り取り方・次へのつなぎ方に似ているのではないかと。

    これ、折に触れいろんなキャスト、いろんな演出で観てみたいな。

    ネタバレBOX

    そうして終盤、主人公は1人で山に登りながらそこで出会ったり見かけたりした人々をきっかけに自分の人生を振り返る場面になるが、登っていたのははたして「リアルな山」だったのか?などと考える。
    そしてそのあたりは、三度目の思春期「尼を待つ」と通ずるな、とも。
    また、このパート、交響曲などのCodaでそれまでの主題のリフレインのようにも感じるし、例えばかつてシャッターを押してもらう側だったのが押す側に回る「世代交代」的なものとも受け取れ、巧いんだな。

    で、同日に2つのver.を観たので「オープニングの楽器の位置、一部違ってないか?」に始まり「担当する役の組み合わせも違うし演技の位置も時として違うな」から「演出も違うトコがあるよ」などと気付く。


    あと、未就学児童が「買ってェ買ってェ~!」と駄々をこねるさまって、何だか懐かしくて羨ましい。できれば今でもあんなことをやってみたい、的な気持ちもあるんだろうなぁ……なんてことも考えた。
  • 満足度★★★★★

    ずっと気になっていた作品で、上演されると聞き早速申し込みました。流れるようなお芝居で笑ったりほろっとしたり共感するところが多かったです。女性のみの役者であれまで表現出来ること、違和感なく話が進んでいったことはさすがだと思います。

  • 満足度★★★★

    四角い舞台を囲んで椅子を配置。割とゆったりめで、リラックスして観劇できました。オープニングは歌、リコーダー、ピアニカ、タンバリン、鈴なんかの生演奏で、小学校の発表会みたいに微笑ましい。ごく平凡な女性の一生をちょっとユニークな手法で描いていて、気持ちよく楽しませてもらいました。

  • 満足度★★★★★

    初体験の展開手法、大いに楽しめました。

    ネタバレBOX

    『とことこver.』を拝見しまた。冒頭8名の女性の同時の登場は展開予測が一瞬できませんでしたがストーリーが進むにつれ「なるほどなるほど」、個性の全く違う8名が1人の主人公と周囲を演じ、それ自体が新たなストーリーとなり、非常に楽しめました。これこそが舞台の醍醐味なんでしょうね。個性の異なる女優さん達の絶妙なコンビネーションとfeblaboさんの見事な演出により主人公のあゆみがしっかりと“一人の人間”として見事に描かれたと思いました。個人的にはあゆみが泥酔して前田さんにおんぶしてもらうシーン大好きです。
  • 満足度★★★★★

    とことこver.を拝見。舞台を観たのは今回が初めてだが、戯曲自体はネットで読んでいたので、8人の女優さんが1人の女性の生涯をリレーで演じるという構成にも戸惑うことなく、自然に舞台に入りこめた。1方向への歩みというのも意味があったし、何カ所かでうるうる。

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2018/12/20 (木) 20:00

    とことこver.を観劇。
    8人の女性が様々な役を演じながら、一人の普通の女性の、生涯を描く。
    語り部の集いのような不思議な舞台。観客を「ノセる」感じの勢いの舞台ではいが、どの女性も力強い視線で。前を観て、物語を紡いでいるのが印象的。女優さんの演技、舞台表現の面白さとしては、非常に好きになれる舞台だった。
    また、この舞台は、ある程度観劇慣れした人に勧めたい舞台だと感じた。

    ネタバレBOX

    演劇として舞台に上げる以上、どんな物語も、語られるべき動機や理由があるのだと思う。その理由について、客と共有する表現が、不十分だったように思う。舞台表現としては面白いし、役者も粒ぞろいだけれど、何を客に持ち帰ってもらいたかったのか、の提示が弱い、というところか。
  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2018/12/20 (木) 20:00

    座席1階

    8人の役者さんたちが、一つのストーリーを演じあげてくれる魅力的な舞台

  • 満足度★★★

    一人の女性が、生まれて死ぬまでを描かれています。
    生きることはよく朽ち果てていくことと思いました。

    ネタバレBOX

    望んでいた感動や情熱は得られません。脚本、演出、キャストさん、スタッフさん、なにひとつ不足はないのですが、心に入ってくるものはありませんでした。あまりに期待しすぎたのでしょうか。盛り上げ感のある言葉や人生の各ステージを彩る演技はよいのですが、それは全て演技であり、そこに生きた証やリアルな情熱が入ってこないのです。アフタートークも女子会の延長戦的な感がしました。書いてあった笑いも感涙もありませんでした。ファンの皆さんには「楽しい人生」だったことでしょうけれど。
  • 満足度★★★

    8人の役割が小刻みに交替してくり広げられる芝居でした。

    ネタバレBOX

    四角に、配置している8人がどのようにかかわっているのか、次々と人が成長していく過程があり、なかなか話の内容がしっくりときませんでした。一生を表現しているのだろうなとは感じたのですが、細やかなタイミングで役割が切り替わっていくので、ストーリーが頭になかなか入ってこないのです。途中1分の休憩があり、頭の整理にはよかったです。
  • 満足度★★★★★

    日常的にどこにでもあるようなエピソードを織り交ぜながら女性の一生を描くお芝居。とても面白かったです。
    自身の出来事ともかなさるところもあり、共感できました 役が固定していないのに私は自然に入り込めました。
    役者のみなさんも時にかわいらしく、はつらつと演技されていてよかったです 次も期待です

  • 満足度★★★★

    柴幸男の<発案>したユニークな戯曲に、更に演出的工夫を施したfeblaboプロデュース版「あゆみ」を観劇。以前極小空間(野方スタジオ)でのfeblabo版上演を観ており(「あゆみ」の他のバージョンは知らない)、この時は6~7人の女優が、狭いマンションの一室の奥半分の演技エリアを丸椅子で取り囲んだ円形の客席の間に、女優らが座ったり移動する中継点が置かれていた。苦肉の策だが不思議と違和感を起こさず、白い衣をまとった女優たちのしなやかさ、個性と、その個性を超えてドラマを見せる戯曲の強固な構造を印象づけた。
    今回も予想通りこの優れモノの演出が踏襲されていたが、空間が違えばまた趣きも変わり、前に無かった趣向も入れている、にもかかわらず、以前のように「あゆみ」の歩みと同道する自分が居た。ズバリ一言で言えないが、不思議な魅力が潜む作品である。(とことこver.を観劇)

    ネタバレBOX

    まずこの戯曲では主人公の「私」(と交差する人々)が常に一方向へと移動し、役を複数で分担し、リレーで運んでいく事がト書きで指定されている。この形式の劇的効果は特許ものだ。コロンブスの卵と言おうか。。台本には台詞の切り方、割り振り方までは指定せず、上演主体に委ねている。場面々々に要する人数は1~4人程度だから、例えばキャスト4人での上演も、円形なら物理的には可能だ。人数が少なければ役者の「変わり身の早さ」も印象づけ、人数が多ければ(限度はあるにしても)、一人の人生を見守る「多くの目」を持つ舞台となる。キャラも声も、演技態も異なる女優たちが同じ役をリレーで引き継いで行く形式は、箱根駅伝ではないが一つの競技をやりきろうとする姿、仲間の頑張りに応えようと努力する姿も重なり、共同作業という演劇の本質に符合すると同時に、「あゆみ」という女性の(平凡なりに波乱に満ちた)人生を走り抜く姿にも重なる。不思議な感動の源がこの形式の中にある。
    feblabo版は、「一方向」との指定を円を時計回りに巡る形とし、客席が取り巻く形にした。客席と舞台との距離は上記狭小空間でのそれには及ばないが、近い。観客ははじめ、普段モードで役者が入場し、自らの楽器演奏に乗せてリズミカルに前説をやるのを見る。「芝居」が始まるのは、役者がある役に入った瞬間であるが、その後も他の役者が入れ替わり立ち替わるため、ドラマそのものに没入して行く訳ではない。殆ど見知らぬ無名の若い女性たちが、役として存在しない素の彼女らとして居並ぶのを、観客は普段初対面の相手を見るように見ている。(ある小さな一役を除いて)特定の役を当てられている訳ではない女優は、主人公の「私」を役者全員がほぼ均等に担い、また頻出する母、高校の先輩、職場の後輩なども、全くカラーの違う女優ら(共通点は白い衣裳のみ)が次々演じる。
    この「キャラを飛び越えて一つの役が共有される」点と、「素の彼女らが(役への出入りも含め)見えている」点が、この形式の最大の特徴だ。
    さて、役者らははじめ、傍目には「かぼちゃ」というと失礼 だが「演じる要員」として配置されている。が、問題はその後だ。
    「観客は役ではなく役者を見ている」、とは、古い演劇人の吐いた言葉だったが、「あゆみ」の形態でその事は明白となる。正確には、役に取り組もうとする役者の姿が見える、と言うべきだろうがそこには抜き去り難い個性がある。8人の女性らがそれぞれ、任務として人物を受け継ぎ=役に入り、担い、次へ渡す、という「行為」を続けて行くが、このプロセスを何度も見せて行く事で役者自身を披露していっているのだ。
    ここに柴幸男という演劇人の志向するところが見え隠れする。・・「適役があるか否か」は俳優を選ぶ基準とはなり得ず、「うまい俳優」が必ずしもこの劇を感動的に仕上げる訳ではない、という事。
    今回目にした彼女らが素人役者という事では決してなく(未熟な面はもちろんあったが)、一人一人がぶつ切りの場面を演じては退場する、否応なく目に入るその「現象」から、揺るがないものが痕跡として残っていくのだ。
    (うまく要点を掴めず長文となりにけり)
  • 満足度★★★★

    ストーリーというよりは演出を楽しむ感じでしょうか⁉︎
    慣れるまではちょっと大変でしたが、慣れてからは入れ替わりも楽しみになりました。女子のみの舞台、華やかでよかったです!

  • 満足度★★★★

    初日のてくてく公演を観劇しました。
    ごくごく普通の女性の大河ドラマ。
    普通であるがゆえに共感しやすく、舞台に入り込みやすいです。
    舞台装置もほぼないためイメージが固定されない。結果、観客自身の実体験に置き換えて情景を思い描きやすく、そのことも舞台への入り込みやすさを増してると感じました。

    ネタバレBOX

    役を固定しないことが本作の最大の特徴だと思います。
    一人の女性の成長や心情の変化、周囲の状況の変化などを表現するのには面白い方法だと思います。
    ただ変化しているとはいえ一人の人間であるので、変わらない部分もあるはずで
    それを表現するのは逆に難しいのだろうと感じました。
    正直しっくりこない場面もあったが、もう1回は観劇予定なのでそのときどう感じ方が変わるか
    楽しみです。
  • 満足度★★★★

     タイトル通り、女人が生まれてから死ぬまでを、最初の1歩から始め最後の1歩迄の一生として描く。(華4つ☆)

    ネタバレBOX

    つまり、タイトルは主人公の名前であると同時に我ら全員が生きている道程である。演じるのは8人の女優、彼女らが板中央に設えられた真四角の1段高い平台横に据えられた椅子から立ち上がると、あゆみ、母、父、クラスメイト、先輩、前田、犬等々の登場人物達等を演じてゆくが、役者が立ち上がったり座ったりで役を受け渡してゆくので、通常の舞台のようにどの役者が何役を演じると固定的に決められることを拒んでいる。
     その理由は恐らく、女性のフレキシビリティーを描いているからである。女性は、その生涯に男性より遥かに多くの身体的変化を遂げる。そしてその変化を通じて精神的にもより豊かなフレキシビリティーを確立する。お年寄りを見ていて体験的に感じるのは“女性の方が上手に年をとる”ということだが、それは彼女らの精神がお爺さん方の精神よりもフレキシビリティーに富んでいると思うからである。
     だが、今作はその女性の長所を決して特別な才能を持つ個々人としてではなく、ごくありきたりの女性の乳児~認知症を経て死に至るまで、這い這いから摑まり立ちした始めの1歩、小学校時代の悪戯な男子との通学時、クラスメイト女子相互の仲間、苛め問題を経て高校の先輩への憧れ、大学進学、就職、結婚、出産、子育て、娘の成長、母子の関係とその変化、人生を振り返る時期を経てあの世へ旅立つまでの取り立てて特殊なことはないものの、普遍的で誰しもが思い当たる人と人との極めて微妙なメンタリティーの機微を甦らせてくれる作品だ。この微妙な人の心の機微を活写する為に、舞台美術は極めてシンプル。
     冒頭、少し舞台美術の説明を入れてあるが、真四角の平台の外側を2重に取り囲んで色違いのマットが一辺につき各7枚用いられている。客席はその外側の各辺に対応して設けられているが、出捌け口のある1ッ個所だけ、客整数が少ない。
  • 満足度★★★★★

    自分のイザコザしている思い出が溢れてきて泣きそうになりました。
    すごくある意味イヤなとこにグサッと

    あの妖精🧚‍♀️🧚‍♂️🧝‍♀️🧝‍♂️サマたちに支えられたいなぁと思いましたー

    あったかいホームな雰囲気とあの狭さがいい感じで どっかのでっかいじゅうたんホールに飛ばされた夢を見ているようで癒されました♨️

    また見に行きたいです!
    ありがとうございました!

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