少女地獄 公演情報 新宿公社「少女地獄」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2018/12/12 (水)

    12日ソワレ(105分)を拝見。

    ネタバレBOX

    何度も舞台化された作品だが、原作の3つのエピソードを手際よく編集し、全体的に、あっけらかんとエンタな味つけを施した脚本と観せ方に、最後まで愉しませてもらった105分だった。

    『何んでも無い』の登場人物
    臼杵利平(開業医。ユリ子に翻弄される、本編の主人公)
    …熊野善啓(くまの・よしあき)さん(好演!)
    臼杵松子(利平の妻)
    …もなみのりこさん(出演舞台を拝見する度に「巧いなぁ」と唸らせてくれる女優さん)
    山内智恵子(松子の親族)…小日向雪(こひなた・せつ)さん
    姫草ユリ子(ヒロイン。虚言壁の看護師)
    …青木沙織さん(アンナミラーズな制服の着こなしと笑顔! これなら確かにオジサン・オバサンはイチコロで騙されるだろうなぁ)
    白鷹秀麿(臼杵の大学の先輩医師)…秋葉陽司さん
    曼荼羅(ユリ子が自殺した先の病院の医師)…奥田努さん
    田宮特高課長(ユリ子を共産党員と疑い、逮捕)…谷恭輔さん

    『殺人リレー』の登場人物
    月川ツヤ子(車掌。新高に「事故死」させられる)
    …宮内希奈香(みやうち・きなか)さん(憂いを帯びた笑顔が印象的な方)
    友成トミ子(本編のヒロイン。学校の先輩・ツヤ子からの手紙で事情を知り、最初は彼女の仇を取るために新高に近づいたのだが…)
    …工藤彩加(くどう・あやか)さん
    新高竜夫(過去の忌まわしいトラウマから、次々と車掌を事故死させるようになったバス運転手)
    …奥田努さん(「曼荼羅」と二役。独特な魅力)
    ※バス車中の乗客の動かし方、昨年拝見した『ざらば』のシーンを想起させられた。

    『火星の女』の登場人物
    甘川歌枝(本編のヒロイン。通称「火星の女」)
    …土佐まりなさん(途中まで「顔出し無しかよぉ?!」と案じていたが…ホッ♪)
    殿宮アイ子(親友の歌枝と行動を共にするうち、自分の実の父親の存在を知ることになる…)
    …藤村聖子(ふじむら・しょうこ)さん
    橅川直樹(ゴシップ屋の記者←オリジナル・キャラ)
    …青野竜平(あおの・たっぺい)さん(胡散臭さ?!で好演!)
    ※原作から大きくアレンジされた内容…だが、ハッピーエンドも悪くないかぁw

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    2018/12/13 00:15

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