お薦め演劇・ミュージカルのクチコミは、CoRich舞台芸術!
Toggle navigation
地域選択
ログイン
会員登録
全国
北海道
東北
関東
甲信越
北陸
東海
近畿
中国
四国
九州
沖縄
海外
管理メニュー
団体WEBサイト管理
顧客管理
バナー広告お申込み
バナー広告お申込み
Toggle navigation
menu
公演検索
HOME
公演
検索
ランキング
チケプレ
掲示板
Myページ
団体・公演・劇場登録
団体WEBサイト管理
チケット管理システム
CoRichチケット!
チケット管理システム
CoRichチケット!顧客管理
HOME
公演
ショートストーリーズvol.8
観てきた!クチコミ一覧
クチコミとコメント
公演情報
T1project「
ショートストーリーズvol.8
」の観てきた!クチコミとコメント
前のページに戻る
ハンダラ(10433)
満足度
★★★★★
演劇界から社会へ一旦出て、戻ってきただけのことはある。
ネタバレBOX
「サヨナラの踏切」T1project short stories vol.8 C 2018.9.20 19~劇小劇場
今作の作・演出を担当した中村 充俊氏は演劇世界から一旦社会へ出、戻ったということだが、作品を拝見して納得した。瑞々しく柔らかい感性の素晴らしさに引き込まれるようにして作品を楽しむことができたからである。男の持つ極めて繊細な抒情をそのまま取り出して舞台化したようなテイストの作品は衝撃的でさえある。無論、これだけ細やかで繊細な感性は、女性の揺蕩いや揺れる感情も見事に舞台化して見せてくれる。それは殊に洋子役の科白、演技に端的にあらわされ、痛い程切実である。
今作で表現されるのは、最も残酷なことである。通常最も残酷なことは? と問われて想像するのは何だろうか? 凄まじい拷問や悲痛な別れだろうか? それらは無論、痛ましい。然し更に厳しいのは、忘れ去られることではなかろうか? 居たのに居なかったことにされる、居るのに居ないことにされる。これ程キツイことが他にあろうか? このようなのっぴきならない状況を交通事故で同時に亡くなった友人たちの関わりを描くことで描いてみせた。つまり今作は忘れる、忘れられるを通して究極の存在論を描いているのではなかろうか? それも死後の世界と言うシチュエイションで。洋子と裕人の関わりに関する伏線と種明かしも見事。
0
2018/09/21 06:26
0
0
前のページに戻る
バナー広告お申込み
このページのQRコードです。
拡大
×
このページのQRコード