期待度♪♪♪♪♪
座組み、協力関係、ゲストなどを見ても意気込みが感じられる。無神論者の自分から見ると、あの時代の”もののけ”などに対する懼れ方には奇異なものを感じざるを得ないが、血で血を洗う凄惨な権力闘争で殺した者達の復讐を恐れる心は、良く理解できるし、精神を病む者が居たであろうことも良く分かる。一方、その心理を利用した勢力もあったであろうし、祈祷等を用いて自らの陣営の隆盛、安泰を願う者らもあっただろう。それが、システムとして機能した時、その嘘を見破り、果敢に原理を究明、反駁するだけの科学技術力は当時無かったかし、ギリシャ哲学的発想も日本には無かったから心理の闇に取り込まれ迷妄に足元をすくわれたのだろう。その有様を現在もそのようである多くの日本人のメンタリティーと重ねて拝見したい。