フランケンシュタインー現代のプロメテウス 公演情報 演劇企画集団THE・ガジラ「フランケンシュタインー現代のプロメテウス」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    鑑賞日2018/06/07 (木)

    7日夜の初日舞台(130分)を拝見。

    ネタバレBOX

    怪物との経緯を北極探検家のウォルトン等に語る「ヴィクター・フランケンシュタイン」と称する金髪の男こそが、実は「クリーチャー(怪物)」本人であったことを除けば、概ね、原作をトレースした作品。

    「氷山に囲まれた探検船艦内での閉そく感、さらには、当時の欧州中心社会における非欧州人が感じた息苦しさ、を観客に体感させるための」意図的演出なのか? 会場内の冷房を抑えた蒸し暑い空気の中で、長時間の観劇を強いられた不快感は、あくまで個人的な事情として、満足度の評価には加味せずに、感想を述べれば

    初日故か、熱演とはいえ、多くの役者にセリフの噛みが目立っていたこと

    「北極探検船に氷山がぶつかる音」を様々な場面での効果音に多用するも、その大仰な・時代がかった演出に、途中から飽きが来たこと

    の2点から、昨年の『ドグラ・マグラ』で抱いたのと同様の感銘を期待していた者としては、大きな肩透かしを喰らわされた気分だった。

    隣席の聡明そうな青年のように、目をつむり、安穏に時を過ごしていた方が、あるいは正解だったかもしれない2時間強。

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    2018/06/08 03:43

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  • 【追記】
    会場の空調(温度調節)に関して、以後、事前の案内等、対応をなされる旨のご連絡を頂戴しました。公演中にも関わらず、お気遣い頂いたこと、更には、迅速にご対応頂いたことに、心より感謝申し上げます。

    2018/06/08 20:12

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