日程的に大体真ん中辺りだから5つの挑戦を明かしておこう。当パンをベースに引かせて頂く。 ① ミュージカルをやらないような劇場でミュージカルを創る ② 生声で上演する ③ 転換なし、一場で進行する物語 ④ ロングタイムのナンバーを入れる ⑤ 30年近く脚本を書いてきた自分自身の感性を30代前半に戻して物語を紡ぎ上げる の5つである。 結果的にミュージカルとしては、かなり素朴な作りになっている。然しT1プロジェクトの良さは、再演、再々演などという時に、時代や状況に合わせて脚本を練り直し、キチンとコミットしてくる点である。芝居というものは、生身そのものだし、2度と同じ舞台は作れないので、ヴィヴィッドある為にはその都度創造してゆかなければならないのは当然のこととはいえ、これをキチンと実践し続けることには、大変な努力と真っ直ぐで直向きな向き合い方が必要である。それを若い人達と一緒になってやっている所にこのグループの将来性と可能性があるように思う。
コリッチのランキングでトップにノミネートされましたね。
楽まで、突っ走って下さい。
ハンダラ 拝