満足度★★★★★
俳小は歴史も実力もある劇団だが、どうも型が決まっていて、自分にはイマイチしっくりこない部分があったのだが、今回の演出がシライケイタ氏だったことで、役者陣の布陣が先ず変わった。キャスティングされた役に見合った役者が演じ、理論で組み固めた演技より自然な演技になっていたように思う。内容的には民衆の民衆による革命譚と言っても良いような群像劇であるが、戦略・戦術を心得たプロの厳しく、時に非人道的な戦略・戦術にはついてゆけない限界をも提示して見事に民衆反乱の一揆的性格を描いている。絶対お勧めの舞台だ!(追記後送)花5つ☆
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2017/12/15 12:16
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